
YAMAHA FG-300M(1984)
S/N 省略
これは'82年製のTOP単板のFGです。私は弦高が3mmあると弾きにくいので
それ以下でかつTOPが単板を探し続けています。
FGは20数年前の定価が30000円台までの普及型のギターなのできっちりメンテナンスをしておかないと
現在ではネックの反り・元起きやTOPの膨らみなどで弦高が高くなってしまっており
なかなか自分にあったギターには巡り会えません。
弦高は好みで4mmぐらいまでなら実用には影響がないと思いますし、
弦高が高いとパンチのある音がするのでフラットピッカーにはこれぐらいが好きな人もいます。
TOPが単板だとやはり音が違います。
合板ギターに較べてTOPの振動が大きいのでSUSTAINもある程度はあります。
それよりYAMAHA SOUNDであるフラットピッキングでもつぶれることのない
メリハリの利いた音がさすがです。
私の持っているTOPが単板のFG-250Mと較べるとこちらの方がやや高音が響きます。
しかしこの2台のギターは材質に関しては全く同じで
外見上の違いは、SOUND HOLEの周りのInlayとHEADの周囲の白色のBindingだけです。
Bracingは違うのかはわかりませんが、音の違いがあるので何かが違うのでしょう。
TOP;スプルース単板 SIDE&BACK;マホガニー NECK;ナトー
FINGER BOARD&BRIDGE;パリサンドル
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