原編成 第一・第二マンドリン、マンドラ、ギター
スコア 原編成と同じ
パート譜 原編成+マンドロンチェロ、ベース
解説 作者の詳細は不明であるが、1913年12月のイル・プレットロ誌に「ブリュッセル(ベルギー)の作曲家」と写真入りで紹介されている。
判明している作品は次のとおり。
Interludio (c) VM-1905.7 IP-1926.6
Amicizia,mazurka (b) IP-1906.12
Femina,polka-nervosa (b) VM-1907.1
Traforo del Sempione,inno (c) IP-1907.4
De tout mon coeur,valzer (b) IP-1907.8
Fantasia Spagnuola (c) IP1908.10
(註) VM Vita Mandolinistica誌
IP Il Plettro誌
(b) 2 Mandolini e Chitarra
(c) 2 Mandolini, Mandola e Chitarra
スペイン幻想曲は、イル・プレットロ誌の第一回作曲コンクール(1906年)で第二位(銀賞)を得た。このとき、第一位はアマデイの「プレクトラム讃歌」、同じ第二位にはマネンテの「秋の夕暮れ」、デ・マルティーノの「月ありき」、べッティネリの「悲歌」であった。
スコアはイル・プレットロ誌1908年10月に発行されたものを用いた。1913年12月にマンドリンとギターのパート譜が同誌から出版されている。
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