伊勢志摩スペイン村の

【日 時】 2001年8月13〜14日

【コース】 近鉄鶴橋→磯部→スペイン村→伊勢志摩ロッジ→磯部→鳥羽→鳥羽水族館→五十鈴川→伊勢神宮(内宮)→伊勢→近鉄鶴橋

【旅 費】 8万5千円 (家族4名の宿泊費、交通費、昼食費も含む)

【宿泊場所】 伊勢志摩ロッジ国民宿舎 1泊2食6300円 電話05995−5−0225

【参加者】 家族4名


【旅行記】 

 一週間ほど前に、急きょ盆休みに家族旅行に行こうということになり、近場の淡路島国民休暇村に予約を入れたが、満員で断られ、子供達には遊園地(ユニバーサルスタジオは混むから)がいいかなとスペイン村内のホテルに予約したが満員で断られ、近くの国民宿舎に電話したら上手い具合にキャンセルがあり、宿泊場所を確保することが出来ました。切符は長女が大学に行く時に特急指定券を購入して貰いました。スペイン村入園込みで近鉄4日間乗り放題(特急券2回使用)で8800円でした。家族の者は、いつもの事ながら、出かける前になって熱が出だしたとか、お腹が痛い、緊張してきたとか言ってうるさい。そうまでして家族旅行しなくてもよいと思うが、子供達の思い出にと親たちはじっと我慢するのでした。

 私はカメラ一つの身軽さでしたが、他は荷物を持って、特に長女は通学用の鞄に、いっぱい詰め込んで出発しました。毎日時間ぎりぎりにしか通学しない長女に列車時刻を任したのが失敗、少しのロスタイムで鶴橋駅のホームに着いたときには、指定特急は発車した後だった。仕方ないから、切符販売窓口で、30分後の特急に変更して貰ったが、直通はなく鳥羽駅で乗り換えで、喫煙車両しか空いていなかった。

 スペイン村では丁度昼頃だったので、エスパーニャ通りで、スペイン料理を食べることにしたが、値段が高い割には美味しいとは思わなかった。園内の乗り物はすべて乗り放題なので、順番に乗ることになったが、スピード感があるのは目が回るからダメと言うので別行動することにした。

鳥羽駅で乗り換えた新型車両の運転席

 スペイン村入口のヒマワリ花壇

 スペイン料理「パエリア」

シベレス広場の噴水

エスバーニャカーニバル
(13:30〜14:00)

        

トロヴァール(牛のおじさん)

園内乗り物
ドンキーズシェリー(家族4名) 樽型トロッコに乗って、室内の人形館を回るだけ。スリルも美的感覚も何も感じなかった。 
ミュージカルサーカス(家族4名) 円形ステージに座ってのキャラクターたちのミュージカルと映像で、少しだけ飛び出す3D画像。音楽がうるさかった。
スプラシュモンセラー(家族4名) 30分ほど列んで乗った、ウオーター乗り物で、私が一番前に座ったので少し水しぶきを浴びた。
★メインロードでエスパーニャカーニバルが始まった。派手に飾った乗り物がいくつも列を連ねて、ほとんど外人たちにより、音楽に合わせて踊りや大道芸が繰り広げられた。
スウィングサンタマリア(私1人) 振り子のように揺れる海賊船。お尻から落ちるときにもうやめてくれーと叫びたくなった。
フライングドンキホーテ(家族4名) 45メートル高さで360度回転、展望がよいが足下がすくんだ。
ピレネー(私1人) 世界最大級の吊り下がりコースターで、回転、ネジレ、宙返りの連続でスリル満点。スリッパの方は脱げないように輪ゴムで止める。眼鏡や落ちそうな物はすべて外して乗降口の篭に入れて乗車した。
グランモンセラー(次女と2人) ミニコースターで鋭く曲がりスリルあった。
アドベンチャーラグーン(家族4名) 小舟に乗って宝島の冒険で、乗りごたえあった。
フィエスタトレイン(家族4名) 園内一周の遊覧汽車の乗り物です。
ロストレジェンド(失われた伝説の大陸) 赤く燃え上がる炎と爆発と洪水とスタントマンがショーを盛り上げる。
幻のイベリア超特急(私1人) 真っ暗な室内でのコースターで、暗すぎて何もわからなかった。

アレハンドロ(オオカミ)

宿舎横の展望台より、初めてのパノラマ合成です。

 6時頃スペイン村を出ていったん磯部の駅に戻り、国民宿舎に電話して私達家族4人のために迎えに来て貰った。宿舎は駅から10分ほどの山の高台にあり、3階の部屋からは伊勢志摩が一望できた。夕食に1500円追加すると会席料理になるということなので、私の分だけ追加料金を払った。でも夕食のおかずは、サザエ、グレープフルーツなど追加されていたが、定食とさほど変わらなかった。

 翌日の旅行予定は、伊勢戦国時代村か鳥羽水族館か迷ったが、子供達は水族館を選んだ(私は、水族館には何度か訪れたことがあるので、時代村の方がよかったのだが)。宿舎ロビーで、水族館の割引切符置いているのか尋ねたところ、鳥羽のampmの店に行けば、100円引きで購入できると情報を得た。鳥羽の駅前で、ampmの場所を聞くために観光案内所に入って情報を聞いていると、駅の近鉄ツーリストで買ったら、もっと安く買える情報が得られ、私1人駅に戻って入園切符を買ってきた。4人分合わせて、1000円程も安く買うことが出来た。

 水族館内は家族連れ、特に小さい子供連れが多く、昨日のスペイン村よりも混雑して、水槽を見るにも列んでゆっくり見ることができなかった。まず最初に、アシカショーを見学した。座る席が無く一番前列に陣取ったが、子供達はかっこわるいと言って後ろの方で立ち見でいた。アシカ(オタリナ)ナナちゃんは人間が行うより上手にボールを輪っかに入れたり受け止めたりで、運動神経は抜群だった。古代の海、海獣の王国、人魚の海、日本の海、ジャングルワールド、マイクロ水族館と見学していくと昼を過ぎた。長女は大学生にもなってノートに各展示館のスタンプを押して回っていた。長女曰く、沢山泳いでいる生の魚を見て、当分魚料理食べたくないと言っていた。

 水族館の帰り道、オルゴールの店を見て、昼食後、伊勢まで来たのだからお伊勢参りに行くことになった。暑い中、子供達はあまり気が向かないようだった。五十鈴川駅でバスの待ち時間がありすぎるので、タクシーに乗ることになった。暑い日射しの中、伊勢神宮(内宮)の砂利道を歩きながら、「何故お参りに行かねばならないの?」とぐずつきはじめた。「そんなに言うのだったら、ここで待ってて、親だけで行って来るから!」と、子供2人待たせておいて、妻と2人でお参りしてきた。戻ってきてからも、次女の機嫌が悪く、1人で勝手に先々行ってしまう。おはらい町やおかげ横町は古い街並みで土産物屋が沢山ならんでいたので、ゆっくりお店見学したかったのだが、次女の機嫌悪さのため早々に引き上げ伊勢駅に向かった。ここの駅は、JRと近鉄が合流していて、近鉄の改札口を出たが、そこはさびれた場所だった。石段に座っているタクシーの運ちゃんが、「JR側の改札を出ないと、こっち側は土産物屋など一軒もないよ!」「近鉄の切符でJRの改札出られるよ!」とのことで、近鉄改札口とJR改札口の長い連絡橋を行ったり来たりしていた。

 ここでゆっくり土産を買って、車内で食べる夕食用の弁当を買ってと思っていたのが、伊勢の駅前にはお土産屋さんなどほとんど無く、あっても薄暗く、客もいないし、ほこり溜まった土産が列んでいる店しかなく、乗車待ち1時間もの間、何もすることなく退屈だった。次女は駅前の本屋でお気に入りの本を買って機嫌が直っていた。車中、スーパーでおにぎりとお茶とサンドイッチを買ったものを食べながら、旅行気分になって2時間で元の鶴橋駅に戻ってきた。切符は4日間使用できるので持ち帰り、翌日長女の友達に1枚差し上げ、子供たちは二日後再び奈良までその切符で遊びに行った。

モニメント1(伸びゆく少年?)

モニメント2(大きなヒトデ?)

鳥羽水族館にて(日本の海)

ルリスズメダイ?
動いている魚は撮りにくいです。

アマクサクラゲのエフィラ幼生(画像)

伊勢神宮 おはらい町