カードキャプターさくら オリジナルドラマアルバム1
さくらとお母さんのオルガン
TUTAYAにおいてあったので借りてきたよ。

木之本家の心温まるハートフルストーリーでした。

亡くなったお母さんの弾くオルガンの音色を夢で聞いたさくらちゃん。
家族のことをテーマにした作文にお母さんのことを書こうと決めます。

お父さんはさくらちゃんにお母さんの思い出をお話ししてくれるし、
お兄さんは不思議な力でお母さんに直接会ってオルガンの曲を習得して聞かせてくれます。
(なんか文章にしてみると兄のやってることはスゴイな)

ドラマCDということで、いつものカード集めはお休みで
日常のお話が穏やかに描かれていて良い感じ。

何が一番良かったって、
いつもの通学路、さくらちゃんと兄と雪兎さんが学校行くんですが、
さくらちゃんが小学校に行って別れたあとも、
高校生二人のお話の場面が続いたことですよ。

アニメだと、さくらちゃんが学校行っちゃうと
問答無用でそっちに画面が切り替わっちゃうので(まあ主役だからね)
二人の通学風景の小学校以降の様子って一回も見たことないわけですよ。

それが音声だけとはいえ、かいま見られたわけで嬉しいなあ。
桃矢兄さんのわずかな変化も見逃さない雪兎さんモエ。

雪兎さんって桃矢兄さんと二人きりで話すとき、
明らかに他の誰と話すときとも違う雰囲気だよ。
特別感があからさまにするよ。すごいよ。

そして、またしても雪兎さんの必殺セリフ「聞いていい?」が出ましたよー!

控えめな雪兎さんらしい、他人の事情に不用意に踏み込んでいかない
気遣いのあらわれだと思うんですけど、
逆にあの声であんな風に言われたら、ダメって言えないと思うんですよね。

たぶん、雪兎さんに隠し事できないよあの兄。


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