第61話 「さくらとカードとプレゼント」

さくらちゃんがカードさんたちに
クリスマスプレゼントをあげるという心温まるお話。

カードさん達とさくらちゃんの交流とか、
益々さくらちゃんにラブな李君とか、
ミラーのカードさんの桃矢兄さんへの淡い想いとか、
何故か教会でピアノを弾くらしいエリオル君とか、が見所か。

でもまあ、私的には当然ねむねむな雪兎さんに釘付け!!


○朝、さくらちゃんと桃矢君の登校風景。

桃矢兄さん、いつもの制服の上に黒っぽいコート着てて
それがすごく似合っててかっこいいなあーと思った。

いつもの待ち合わせ場所に雪兎さんはおらず。
心配する木之本兄。

その後、さくらちゃんが小学校に入っても
星條高校に視点がいったのが嬉しくて嬉しくてたまらない。

○ねむねむでヤバそうな雪兎さん

桃矢兄さんが教室につくと、もう自分の席でつっぷして寝ており、
「これ以上遅刻出来ないから、早く来て寝てた」と力無く言う雪兎さん。
すごく眠そう。でも微笑もうとしてるのがいじらしい。

ここ、もう声の演技が本当に眠そうで。それがまたかわいくて。
緒方さんグッジョブ。

そして最大のポイントなんですが、雪兎さんメガネ無し!
メガネっ子な雪兎さんはもちろん最高なのだが、
メガネ無し素顔の雪兎さんも最高にかわいいよう!

眠気のために伏し目がちな瞳が潤んでいるのがまた良い。良すぎる。
とても儚げで色気すら漂うよ!
いい仕事!作画の人いい仕事!
ありがとう竹田欣弘さん!(作画監督)

すぐまた寝ちゃおうとする雪兎さんの肩をつかんで揺り起こして、
「このままじゃマズい。ゆき、おれはおまえが…」
と桃矢兄さんが言いかけたらお約束。

絶妙のタイミングでお邪魔大王・奈久留ちゃんが元気に登校してきて
桃矢兄さんに飛びつき攻撃。いつもながら素晴らしいお邪魔虫ぶり。
じゃれ合う二人をうるうるなお目目でしばらく見つめた後、
また突っ伏してしまう雪兎さん。

間に、小学校でのさくらちゃんのエピソードを挟みつつ
(というか、そっちが本筋です)
(特に意味もなく教会の尖塔のてっぺんにいるエリオル君が怪しすぎてステキでした)
やったぜ二回目の登場!
また星條高校に舞台が移った。

○下校する兄さんと雪兎さん

雪兎さんはダッフルコート。
この人は本当にダッフルコートが似合うなあ。かわいいなあ。

「本当に一人で大丈夫なのか?」心配する桃矢さんに
「授業中いっぱい寝たから。…本当はいけないんだけどね。」と雪兎さん。

力無く歩く後ろ姿に「ゆき」と呼びかけると
「何?」とやさしく微笑んでふり返る雪兎さん。

でも、その姿はとても儚げで今にも消えてしまいそう…。
見るものを不安にさせる綺麗さ。
ホンマに作画の人いい仕事!ありがとうありがとう!

そして緒方さんもホンマにいい仕事。
この「何?」って聞き返す言い方がもうたまらんですよ。
さくらカード編で何回かある、「ゆき」、「何?」っていうやりとりですが、
なんでこんな優しげに言えるんだろうなあ〜といつも思うのです。
そして、ああ雪兎さんだなあーと実感する。
(意味不明ですが、要は緒方さん最高!って言いたいらしい。)

またしても桃矢兄さん告白モード「おれはちゃんと知ってる、おまえが」
まで言ったら絶妙のタイミングで奈久留ちゃんが!
朝と全く同じ展開。
「やっぱり出たな!」ってわかってたなら学校で言いかけるのはヤメレ兄!

言い合う二人に、
元気なく微笑んで、「またね」って帰っちゃう雪兎さん。

いつものように言えなかった桃矢兄さんでした。


で、その後、またおかしな事件が起こって
さくらちゃんがクロウカードをさくらカードに変えて解決。
桃矢兄さんはさくらちゃんのコピーロボットひきうけたミラーのカードちゃんと
ええ雰囲気になっていました。

それはそれで良かったけど、そんなことやってる場合なのか兄!
早く言いたいことをちゃんと言ってしまえ兄!
(でも第65話「「さくらと雪兎と消えゆく力」までどんなにがんばっても言えない)

ところで、クリスマスって雪兎さんの誕生日なのにその辺スルーされてて寂しいです。
次回はもうお正月だし。

去年のクリスマス、さくらちゃんと雪兎さんクリスマスデートで
いい雰囲気だったのになあー。(第35話「さくらのすてきなクリスマス」)
「来年もまた来たいね」っていう必殺雪兎さん殺し文句も出たというのに。
ねむねむで、それどころじゃないのか…。



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