第46話「さくらと最後の審判」

東京タワーで最後の審判。

○雪兎さんがユエさんの仮の姿で大ショックのさくらちゃん

わかる!気持ちわかる!
好きな人がラスボスて!
そりゃないよって気持ちになりますよね。

○子供相手に絶大な強さを誇るよユエさん

大人げねえー!
いや、それもこれも全部クロウさんへの想いの裏返しなわけで、
さくらちゃんへの攻撃も悲痛な心の叫びなんですよな…。切ないぜ。
それをぶつけられるさくらちゃんはたまったもんじゃないですが。

前回はしょっぱい作画だったので、ここでようやく
ユエさんの本来のスペックである美麗っぷりが堪能できて嬉しい限り。

○ケロちゃんと知世ちゃんと李君と観月先生

最後の審判の舞台の東京タワーまですごく遠いのに、
神社からすべてが見えてるし聞こえてる様子の、ケロちゃん達。
不自然極まりない。

李君なんて、さくらちゃんのピンチにお札を投げようとしてます。
手助けはあかん!ってケロちゃんに止められてますが、
たとえ投げたとしても、届くのか?
ちょっと一回やってみて欲しかった。

○好きな人がいない世界

反射されたウッドの魔法でぐるぐる巻きにされたさくらちゃんが見た夢?

ここは木之本兄に注目ですよ。
さくらちゃんに対して、普段の意地悪兄じゃなくて、爽やか優しげ兄になってて、
この描写だと兄の一番はさくらちゃんに見えるんですが、
腐女子的にそれじゃ困るので(勝手に困れ)
ちょっと考えてみた。

この世界って、基本的にみんなが好きな人を忘れちゃった世界なんですが、
雪兎さんだけ、存在そのものが消えてるんですよね。
そういうわけで、兄の一番は繰り上げ当選になってんじゃないかと推測。

CCさくら世界はノーマルでない想いが多いので、
こっちの世界の方が普通に見えちゃうが、いかにも味気ないですな。
さくらちゃんに素っ気ない知世ちゃんなんてッ…!!

○響く鈴の音

観月先生の鈴で、コンテニュー。

好きな人を思い出すさくらちゃん。
満開の桜の木の下で振り向く、笑顔のあの人!
そうだよ!やっぱりこの人がいないとな!!
雪兎さんがいない世界なんてイヤすぎです。

ところで、観月先生はどうやってここまで瞬時に上ってきたの?
っていうのは言わないお約束なのかー。

○審判終了

新しい杖でウエンディーを使うことでユエさん捕縛成功。
さくらちゃんを主と認めるときのユエさんの不機嫌っぷりがメラかわいいですよ!

結局全部クロウさんの手のひらの上だったことは不満だけど、
新しい主が、良い娘さんだってことは認めざるを得ないわけで。

○クロウさんの幻

すべての元凶出現!
ところでクロウさんの声って素敵だ!
超優しげです。聞いてると安眠できそうです。

幻からとけると、さくらちゃんは元の神社にいた。
それはいいとして、柱の影から心配げに覗く桃矢兄ちゃんのうしろに観月先生ー!!

神出鬼没にも程がある!!
クロウさんが観月先生も運んでくれたんだろうか…。
それとも観月先生は瞬間異動マスターなんだろうか…。
どうでもいいことが気になっていた。


「月城くんが人間じゃないって知ってた?」
「ああ」

これがさくらカード編の告白寸止めな日々へのプロローグですよ!たぶん!

○雪兎さん!雪兎さん!

この回で一番好きなシーンはここだと断言できるッ!

ユエさんとケロちゃんがしばらくは仮の姿で過ごすという方針を決め、
雪兎さんは再び地上に降り立った。

桜の木を見上げる雪兎さん。

この横顔が…とても美しいのです。
儚げで不安げで、どこか心ここにあらずといった風情で、
今にも消えちゃいそうな…。

クロウカード編では全編通してだいたい笑顔だった雪兎さんの
始めて見せる表情ですよ。

散る花びらを目で追う様も、やたら色っぽいです。
流し目最高です。素敵です。大絶賛です。

首のかしげ方とかかわいすぎて悶絶です。
アニメスタッフ良い仕事!

そして、さくらちゃん達をみとめて笑顔にかわる。
この笑顔がまたかわいい!素敵!

原作マンガにない、このラストの雪兎さんのシーン大好きッス。
原作の、ユエさんから雪兎さんに戻ってすぐに倒れそうになるが
兄が支えるって展開も捨てがたいですが!


このとき、絶対に不安なはずなんです。
記憶が数時間飛んでるし、自分の中の何かが目覚めて
今までとは違うことを無意識に感じ取ってると思うんですよ雪兎さんは。

そんな中、人に対してにっこり笑えるのがスゲー!
そんな健気な雪兎さんに泣ける!超泣ける!


この時点では雪兎さんはハッキリ認識してるわけじゃないですが、
今まで普通に暮らしてたのに、自分が人間じゃなかった、
ってこんなにキツい事実があろうか。
しかもそれだけじゃなくて、誰かの「仮の姿」なんですよ。
存在が嘘って言われてるようなもんですよ。

雪兎さんってなんて儚い存在なんだ…。
とりあえず、桃矢さん、これからがんばれ!超がんばれ!




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