第14話 「さくらと桃矢とシンデレラ」

これは私の中でクロウカード編でかなりの重要度を誇るお話です。
なにしろずっと星條高校で話が進行する貴重な回ですから。

それでは、以下延々雪兎さんチェック。

○星條高校の文化祭のチケットをさくらちゃんにあげる雪兎さん

桃矢兄ちゃんの劇の役を思い出して意味深な様子が非常に良いです。
雪兎さんは誰にでもすごく優しいけど、桃矢さんに対してだけは
ちょっとからかったりしててそこがまたいいのです。


○駄菓子屋さんの売り子さん、和服雪兎さん

なんか全身図が異様に細長いのがアレですが、かわいいですね。
何故か入り口で呼び込みをしてらっしゃる。
看板娘あつかいですか。看板娘あつかいですね。
まあかわいいからね!!

相当ねばってる李君がナイスです。輝いてるよ君!


○バスケ部を軽くあしらう雪兎さん

風を切って走る横顔がかっこよくて素敵ですが、
問題は、何故前向きにシュートしたのに
着地が後ろ向きなのかってことです。
一回転したのでしょうか?

「あとぬいぐるみ2個分」

さくらちゃんだけでなく、知世ちゃんと李君の分もぬいぐるみを
とってくれる雪兎さん。
くうー!優しい!
その気遣いが最高にお素敵です。


○木之本くんと月城くんに彼女いないのは星條高校の七不思議とのたまう女子生徒達

本当に不思議かなあ?


○無表情なシンデレラとノリノリな鯖の缶詰

このシンデレラは基本的に配役が男女逆転している劇で
たぶん、普通だったらここ、雪兎さんは魔女役になるところなのでしょうが、
そんな基本をぶっちぎって人間ですらない配役の雪兎さんが流石です。
もしやこれは伏線…!?(考えすぎ)

というか、雪兎さんが女装したら普通に似合いそうでシャレになってないから
これで正解だと思われます。
この劇の女装に求められているのは笑いなんだよ!という演出意図を勝手に見いだした。
継母と義姉達の演技はその辺のところをすごく酌んでいる名演だと思った。

桃矢兄さんの演技は、心の底からイヤそうなのが伝わってきます。
よく、この演技を披露した人間にもう一回主演やらせようと思ったな。
チャレンジャーだなこのクラス。
(第64話「さくらと雪兎と消えゆく力」参照)

それにしても鯖の缶詰のどっかおかしい陽気な演技がほんとにかわいいです。
ノリノリだなゆっきー!


○二人への声援の差

どうも桃矢兄ちゃんへの声援の方が
雪兎さんへの声援より大きい気がする。
星條女子生徒の中では、一番人気・木之本桃矢、
二番人気・月城雪兎って感じか。 

雪兎さんは中性的なので、女子人気で
男らしい桃矢君に微妙に負けるんじゃねえかなーと勝手に推測。


○はた迷惑な霧のカードで舞台がピンチ

「桃矢!」って珍しく慌てた様子の雪兎さんが見れます。貴重。
容子さんの手を離さない桃矢さんが天晴れ。

CCさくら世界では文化祭の劇はカードによってぶちこわされる運命にあるらしい。


○容子さんの告白

容子さんは失恋してしまいますが、
「好きな人いるんだ…」という容子さんに
小さく、だが確かに頷く桃矢君。

容子さんには本当に悪いんですが、
あの人ですね!?あの人なんですね!?っつって盛り上がることこの上ない。

しかし、それにしても14話時点ですでに桃矢兄さんは
本命がゆっきーなのか。(そうだよね!?)
早い。もしかして一目惚れなのか。

最後まで見て知ってるからそう思うわけで、
ここまでの内容だけでは彼が誰を好きなのかわかりません。
だって全然そんなそぶり見せてない。
完全に心の内に秘めたる想いなわけですね。

対する雪兎さんの方は、ユエがピンチで消えちゃうよ!という
ギリギリの時まで自分の気持ちに気がつかなかったみたいなんで
兄、完全に生殺し状態。

雪兎さんの存在が消えそうとかそういう強制イベントがないと
ずっとそのままの状態でいくつもりだったのかもしれん。
知世ちゃんにも負けないぐらいすごいよ兄!


○キャンプファイヤーでフォークダンス

「容子としか約束してねーからな」

確かにかっこいいんですが、一人男子が減ったことにより
次の女子があぶれてしまうのでかわいそうでなりません。

入れ替わりで踊りの輪に入る雪兎さんとさくらちゃん。

そして、桃矢さんが見つめる先ってやっぱりあの人なのかー!?
もうモエモエするしかない。






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