桜花礼賛の目次
更新:2022年06月07日

今は”お花見”と言えば”桜”の花をさす程、日本人にはなじみの深い花となりました。過って古代の万葉の時代には、”花”と言えば中国伝来の梅花をさしておりました。桜がこれ程までに日本人の心をとらえる様になったのは、江戸時代に”ソメイヨシノ”が新しく品種に加わり、一段と華やかさを増し、”お花見”が各地の行事として根付いて来たことによるものと思います。日本列島は南北に長く、桜の開花前線も南の九州から来たの北海道まで約一月半かけて北上します。この時期になるとカメラを提げて、日本各地の桜を訪ねて周ります。あまり知られていない所に、素晴らしい桜の並木道を見つけたりするのが大きな楽しみでもあります。

吉野一目千本