まんどう火祭り

開催場所:東近江市(永源寺)市原野町 白鳥神社
撮影日時:2012-08-15(水)
毎年8月15日

数え年七歳から十五歳までの少年が主役となる火祭り神事「まんどう」
午後7時、 白鳥神社で神事、年長親子で神火を万灯山へ運び万灯山山頂で火打石で火おこし神事のあと里に戻ります。動画最初の画面が万灯山です。
8時24分 年長男子の松明に点火。次々に子供達のたいまつが入場し親子で乱舞し松明を振り回します。
8時52分 隣組松明が入場、火の粉舞う中、松明を振り回します。
9時30分 松明が燃え尽き終了します。

まんどうは、奈良の東大寺で行われていた万灯会が、同寺所有の荘園であった市原荘に伝わり、この地にあった荘厳寺(現在は跡地の堂屋敷で開催)の火祭りとして続いているといわれています。
 たいまつは、菜種ガラを筒状に束ねて麦ワラで飾り付けをし、青竹を鉢巻き状に巻いたもので、七歳のものを「初たいまつ」、十五歳のものを「上がりたいまつ」と呼びます。
 今年は十五歳の「上がりたいまつ」該当者はなく年長の男子が神火を運びました。
 近年は、少子高齢化でたいまつの数も減少しているので隣組単位で作られる「組たいまつ」が祭りに参加して、伝統行事を継承しています。

駐車場 特にありません。
食事処 ありません。

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