ぼんのこへんのこ祭り

開催場所:湖南市平松263  松尾神社
撮影日時:2012-07-31(火)
毎年7月31日

平松の松尾神社で行われるこの祭りは、男女のシンボルを作って集落の中を子どもたちが練り歩き、松尾神社の三宝の荒神に捧げ、防火祈願をする祭りです。
600年ほど前にこの神社が全焼し、再建されたが再び焼失しさらに再建したとき、この祭りが始められたと伝えられます。
「ぼんのこ、へんのこ、作右衛門のなすびやーいー」と唱えながら町内を練り歩きますが、
「ぼんのこ」とは煩悩で女性器を表す茅の輪であり、夏越し祓いの神事です。
「へんのこ」とは男根で60cm程の男根が、御幣、串刺しの3コのナスビとともにぼんのこに付けられます。
作右衛門は焼失した神社を再興した人と伝えられるが、なぜ「さくよもんのなすびやーい」となるのかはっきりしない。
防火祈願なのになぜ性器が出てくるのか、地元の人に聞くと、火災はやきもちが原因だったから、と言われました。
神社に戻ると、男根を取り外した茅の輪は集落を回って集めた禍を8の字にひねり封じ込め裏山に捨てられます。

この説明ではスッキリしませんが伝統を守り続けることに意義があるということでしょう。。

駐車場 特にありません。
食事処 ありません。


音はありません。m(__)m


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