麦酒祭

開催場所:甲賀市水口町牛飼 総社神社
撮影日時:2012-07-18(水)10時から
毎年7月18日

今なおつづく素朴な神事 ビールの租 麦酒祭
三種の麦酒は住民が輪番で担う宮守が作る。
祭りの前日早朝より麦を蒸し、お湯を沸かし、適温に冷ましてから麦に麹を加え、湯冷ましと混ぜて攪拌し深夜まで発酵を促し、時に冷やして発酵を抑える。
三種は同じ製法だが仕掛かり時間と発酵具合により味が異なる。
三種の麦酒は神事のあと住民や関係先に配られ賞味される。
今年の麦酒の味は甘酒にフレッシュな酸味を加えた感じで最高の出来。
アルコール分はは殆んどなく賞味期限は本日中で時と共に酸味が増す。
麦酒祭の起源は嘉喜元年(1441年)の本殿修復完成のとき、竣工祭とあわせて、新麦をもって麦酒を醸造し麦の豊作に感謝し、年々の豊壌に合わせて、暑気の悪病除を祈願しことが始まりとされる。
以後、絶えることなく、宮守が醸造人となって醸造奉納を行い、麦酒祭として今日に至っている。
牛飼村の起源、安和年代、今から約千余年前(平安時代)この地は農耕に適し水田、畑等早くより開け、草原地には放牛が多く、平安京特に菅原道真公には、延喜年代に御耕牛を献じ、このため牛飼の名を賜いしと云う。

駐車場 特にありません。
食事処 ありません。

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