西市辺裸まつり

開催場所:東近江市市辺町1909 法徳寺薬師堂
撮影日時:2012-01-08(日)
開催日は1月第2日曜日

夜、8時過ぎになると町内の若連中(独身男性)が薬師堂に入堂します。
若連中は「お十二燈」と叫んで賽銭をご本尊前に投じて供えます。
左に並ぶ4人は給仕役の子供たちです。
一同が座につくと酒式が始まり、古式ゆかしく儀式が進みます。
次々と運び酒を飲み唱えをします。
お酒がなくなると給仕の子供が「酒の燗」と叫ぶのが可愛らしい。
ここらで、しびれを切らして痛そうにする若者が増えてきます。
急に明かりが消され、太鼓が鳴り響き再び明かりが点くと若連中は全員ふんどし姿になっていて「チョウチャイ、チョウチャイ(頂礼、頂礼)」と唱えながら 天井につるしたまゆ玉の争奪を始めます。
(まゆ玉は木に大小の餅を丸めて付けたものです)
まゆ玉奪えた者は、その年、良い嫁が来て村一番の幸福者になると伝えられます。
まゆ玉を奪った後もご本尊薬師如来に悪病除け、交通安全、商売繁盛などの祈願が夜半まで続けられます。

駐車場 少し離れたところの専用駐車場が用意されています。
食事処 ありません。

動画は2012年撮影です。
20:00 村人来堂
20:10 太鼓鼓動
20:15 世話役来堂
20:34 若連中来堂
20:46 酒式始まり
21:25 裸でまゆ玉争奪開始
21:32 まゆ玉奪還
21:48〜戸閉し祈願は夜半まで続けられます。

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