2012年七大戦成績&観戦記


男子団体総合選手権結果

優勝 東京大学 355.30
2位 北海道大学 349.85
3位 京都大学 349.25
4位 大阪大学
(沖,坂川,野崎,小檜山,永井,米山)
340.80
5位 名古屋大学 328.15
6位 九州大学 321.90
7位 東北大学 306.15

男子団体成績表
( )内は個人総合順位

選手名 鞍馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒 総合
沖賢太郎(4) 12.10 10.70 10.75 11.25 11.65 10.60 67.05 (19)
坂川優希(3) 12.35 11.05 10.70 12.70 11.80 10.65 69.25 (14)
野崎友裕(3) 11.45 8.80 10.90 13.25 12.30 10.30 67.00 (20)
小檜山隆太(2) 12.20 8.55 11.00 12.55 11.35 10.70 66.35 (23)
永井浩大(2) 12.70 10.25 11.35 13.05 11.80 11.00 70.15 (11)
米山裕也(2) 11.20 4.15 11.35 11.15 11.20 10.65 59.70 (37)
合計 60.80 49.35 55.35 62.80 58.90 53.60 340.80 (4)


男子個人成績表

選手名 鞍馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒 総合
河村圭吾(4) 11.95 7.60 10.60 12.10 11.05 8.00 61.30 (34)
江口圭介(3) 11.45 6.60 10.90 11.15 9.25 9.40 58.75 (38)
堤祥吾(2) 10.25 1.40 10.35 0.00 9.80 2.70 34.50 (77)
古田悠真(2) 11.45 8.85 10.70 11.80 11.15 9.40 63.35 (31)
上條将吾(1) 10.65 1.70 9.25 10.90 9.90 1.70 44.10 (66)
神谷晃基(1) 10.75 1.80 9.70 9.30 8.85 1.50 41.90 (69)
林田秀平(1) 10.70 0.80 5.10 0.00 5.10 1.85 23.55 (88)
福田健一(1) 11.25 1.00 9.90 12.05 9.20 1.90 45.30 (63)
森岡幸士(1) 11.25 2.60 9.60 10.40 10.50 2.20 46.55 (59)
クァメル・クルボ(1) 4.60 0.60 1.65 10.00 2.70 0.00 19.55 (90)


女子団体成績表

選手名 跳馬 段違い平行棒 平均台 総合
飯田あゆ里(4) 10.15 6.00 7.30 9.50 32.95 (9)
乾愛有美(2) 9.65 6.95 7.80 9.00 33.40 (7)
津吹友加利(1) 9.15 4.80 7.95 7.30 29.20 (13)
堀切文香(1) 9.10 2.75 7.60 7.45 26.90 (15)


女子個人成績表

選手名 跳馬 段違い平行棒 平均台 総合
瀬籐茉仁子(1) 4.75 2.85 1.90 4.15 13.65 (26)
神戸舞(3) 9.25 6.90 5.40 8.15 29.70
白畑眞緑(1) 5.25 2.05 5.95 5.80 19.05
2012年度 七帝戦観戦記

<女子団体&個人観戦記>

(団体)
飯田、乾、津吹、堀切
(個人)
神戸、白畑、瀬藤
(チームリーダー)
北野さん
(コーチ)
大塚さん

団体も個人も同班で平均台スタートでした。
一回生だけでなく皆が緊張しているように見えましたが、一つ一つの動きを丁寧にこなしていました。
団体メンバーは落下を最小限に抑えることができとてもいいスタートが切れたように思います。

続いて床の演技です。
平均台を終えてだいぶ緊張はほぐれていたように思います。
乾はこの夏課題としていたスワンと前宙からのロン宙を完璧に決めました。
飯田さんは前方の一回ひねりを惜しくも決めることができなかったものの、その後のタンブリングやさばきは熟練性を感じました。
また、個人では白畑のダンス系の動きがとても上手くなっているように感じました。
神戸のロン宙も安定感がでてきていて良かったです。

続いて休憩をはさんで跳馬ですが、
着地のミスは少なかったものの第一局面における突きの強さが他大と比べると物足りなかったです。
神戸、乾はもう少し突きを練習すれば半分ひねりもできそうなので頑張ってもらいたいです。

最後は段違い平行棒でした。
一番手の堀切は低棒での後ろ回りで膝や足首の曲がりがもったいない減点箇所でしたが大きなミスなく終えました。
全種目を通して安定した演技ができていたようで良かったです。
飯田さん、津吹は高バーでダブルスイングが多かったのが残念でした。
乾は動きに雄大さがあり停滞がなく満足いく演技ができていたと思います。
瀬藤は前カットが上手くいって良かったです。
段違い平行棒は最終種目の疲れがあったのかミスが目立ったように思います。


全体を通して感じた点は目立ったミスがなかったにも関わらず点数が伸び悩んだ演技についてです。(特に一回生に関して)

原因としてジャンプの時の足の開く角度、ジャンプそのものの大きさ、ターンの角度不足、緊張からくる動きのかたさが挙げられると思いますが、いずれも何度も反復して熟練性を高めることで向上すると思います。
その点で飯田さんや神戸はさすがでした。
こういった細かい部分はこれから団体を背負っていく一、二回生には特に頑張ってほしいと思います。

最後に、選手についてくださった大塚さん、北野さんありがとうございました。

(坂川)



男子二部観戦記
<チームリーダー>
坂川先輩
<メンバー>
堤先輩、古田先輩、森岡、福田、クアメル

男子二部は吊り輪からの入りでした。
堤先輩や古田先輩は演技がまとまっていました。
今後は各々の技の完成度を上げるとともに、Dスコアをもっと上げていってほしいと思いました。
森岡と福田は背面水平の角度や脚前挙等の静止時間など、もったいないミスがありました。
そこを修正すればもっと点が出ると思います。
クアメルは演技らしくなってきたので、もっと技を増やしていってください。

続いて跳馬です。
古田先輩と福田はひねる局面も見せれていて、良かったと思います。
一回ひねりにも挑戦していってほしいです。
森岡は転回の姿勢は以前よりよくなったと思いましたが、着手の際のつきが見られないので、
つきを今後の課題にして欲しいです。
クアメルは着地も取れていて、成長を感じました。今後は肘や膝を伸ばしていきましょう。

次は平行棒です。
古田先輩はシンピや前振り倒立で、前に倒れそうになったミスがあったので、
その部分を修正するともっと点が出ると思います。
堤先輩はピンコも成功し、全体的に良かったと思いますが、
つま先の曲がりが気になったところがあったので、そこを修正すればもっと良いと思いました。
森岡、福田は演技はまとまってきているので、今後はダブルスイングを減らしていきましょう。
クアメルは前振り上がりをもっと頑張りましょう。

次は鉄棒です。
今回は新技が多く採用され、堤先輩はそれをうまく活用していました。
古田先輩はけあがりから移行正車できていたので、今後は移行正車を確実に習得していってもらいたいです。
森岡は停滞なしに正車を行え、成長を感じました。
福田は正車の膝曲がりがあるので、その部分を修正していきましょう。
クアメルはけあがりを頑張りましょう。

床です。
堤先輩は一回ひねりが立てればもっと点が出ると思いました。
古田先輩は捌きがきれいでした。Dスコア向上のためにも、一回ひねりを演技に取り入れて行って欲しいです。
福田・森岡は猫宙をはじめ、一回生の中ではDスコアがとても高いので、着地や捌きなどEスコア向上も狙っていってほしいです。
クアメルは膝や肘の曲がりがまだまだ気になるので、意識して練習するともっとよくなると思います。

最後は鞍馬です。
堤先輩はミスが結構出てしまい、もったいなかったなあと思いました。
古田先輩は、セア系の捌きは良かったのですが、最後惜しくも落下してしまったので、
最後まで通せるようになると良いと思いました。
クアメル・福田・森岡はEスコアがほとんどなかったので、
セア系の捌きをもっとスムーズにできるように頑張りましょう。

著:林田


2012年度の試合結果

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