2004年度 新人戦観戦記
2004年の新人戦には2年連続怪我で未出場だった4回生植木と、
昨年怪我で出場出来なかった3回生中と、2回生で主将の川戸が出場しました。
4回生植木は実習が忙しく余り練習できなかったせいか、
全種にわたってキレがいまいちで得点も伸びませんでしたが、床で試合での初挑戦となる
前宙1回ひねりをチャレンジ
するなど最後の試合として一応満足出来たのではないでしょうか。
(必ず何か技をミスるのも個性の一つです)
この試合で引退となりますが、お疲れ様でした。
3回生中は前日練で非常に調子が悪かったそうで、本番ではある程度制御して望んだそうですが、
結果は本人にとってもギャラリーにとっても最悪のものになってしまいました。
始めの平行棒こそ無難にスタートしたのですが、鉄棒では車輪が止まってしまったり、
床ではネコ宙が後宙1回ひねりのようになってしまったり、鞍馬では全てのB難度の技で落下してしまったり、
跳馬ではひねりが途中で止まってしまい着地後転がってしまったりと、
これまでになくボロボロの内容になってしまいました。
主将になって始めての試合だった川戸は、
練習ではなんとか出来ていた鉄棒の逆車輪が回らなかった他は、
床ではバク宙伏せが練習の成果通り出来たり
と、普段通りの出来で満足のいくものだったのではないでしょうか。
ただ、得点を見ても分かるとおり、技数が少ないのでこれからは新技に励んでもらいたいものです。
あと、全体的に体の締めが弱いところがあるので、その辺も意識して練習して欲しいです。
(足先まで意識を!)
今年の新人戦は全体的にパッとしませんでしたが、この結果をバネにこれからさらに上達し、
次の試合に臨んでもらいたいものです。
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