2003年度関西学生体操新人選手権大会


男子成績表

個人
選手名 ゆか 鞍馬 吊輪 跳馬 平行棒 鉄棒 総合得点
田中 雄 5,950 4,500 4,650 6,900 4,450 3,850 30,300 <33(10)>
秋野 祐一 5,050 3,550 1,500 6,750 1,400 1,000 19,250 <45(20)>
秋山 二郎 4,100 3,300 4,100 6,700 4,600 1,750 24,550 <42(17)>
古賀 寛規 4,850 4,000 5,500 7,300 4,600 2,650 28,900 <37(13)>
庄野 暢晃 6,750 5,250 5,150 6,000 6,750 5,600 35,500 <24(4)>
新谷 英之 4,800 4,350 5,600 7,400 5,300 4,050 31,500 <32(8)>
結城 敬史 5,200 3,600 3,450 7,050 4,350 3,250 26,900 <40(16)>
三木 唯丞 5,000 3,500 4,200 6,450 ----- 1,700 20,850
※<かっこ>内は全体順位、(かっこ)内はB班での順位

新人戦観戦記
2003年度 新人戦観戦記   (written by 中)

 ・新人戦観戦記

 2回生の中竜二です。今回の新人戦でのみんなの演技がどんな感じだったか少し述べさせていただきます。

 昨年は故障のため出れず、今年3回生での出場となった田中さんは、最近の練習では調子の良かった鞍馬で失敗したり、鉄棒では逆車の振り出しを失敗したりと、思わぬミスがありましたが、練習していた平行棒の前宙下り、鉄棒の後宙下りをしっかりと成功させていました。床のロンバク宙など技の
キレがかなりありました。
 今回、主将としてみんなを率いての初めての試合となった新谷は、1種目めの床で脚上挙を失敗してコケてしまうというハプニングがありましたが、それを後に引きずらず、跳馬では転回ハーフを決めていました。全種目を通して彼の持ち味である
きれいな体操が出来ていたと思います。
 同じく主務になって初めての試合となった古賀は、床で得意技の脚上挙でふらつき、少し心配しましたが吊り輪では、後ろ振り上がり十字懸垂や後宙ハーフをしっかりと決めていました。それにしても、床での側宙もどき(後宙4分の1ひねり?)はちゃんと側宙としてとってもらえたのでしょうか?
 秋野は肩を手術して以来、床と跳馬しかしていませんでしたが、今回は根性で全種目演技しました。腰を痛めていたため試合前にあまり練習ができず、調整不足でしたが、手術以来していなかったロンバク宙を試合1週間前から練習を始め、試合でも成功させていました
 秋山は、吊り輪での”クーゲル-逆懸垂-ディスロー-逆上がり”という強引な構成が少し気になりましたが、
鉄棒では逆車が初めて回り、本人も大変喜んでいました。試合筋の素晴らしさを改めて実感しました。
 団体戦では
ポイントゲッターとして活躍する庄野は、毎回のことながら試合本番での勝負強さを見せつけていました。跳馬では前方ドッペルで背中着地してしまいましたが、他の種目、特に鉄棒は練習より完成度が高かったのではないでしょうか?
 筋肉好きの三木は試合前に手首を痛めていたため、調整不足と思われましたが、吊り輪では、ほとんどが力技という凄まじい構成にもかかわらずしっかり通っていました。これからもどんどん力技に挑戦して欲しいものです。
 結城は床の1回半ひねり伏臥でひねりきれずに肩から落ちましたが、どうやら怪我はしなかったようです。試合になると何故か、決まって失敗してしまう平行棒の前振り上がりを今回はしっかりと成功させていました。また、鉄棒では一時はできなくなってしまっていた後宙下りを復活させていました。

 全体的に見ると、ミスはあったものの、新人戦に向けて練習していた技をしっかりと成功させるなど、みんな頑張っていました。
 私はというと、試合の1ヶ月ほど前に脚を骨折してしまい、試合に出れませんでした。来年は絶対に出場したいと思います!




2003年度の試合結果

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