2014年度
関西インカレ戦観戦記
<観戦記団体>
男子団体の観戦記を書かせていただきます。
まずは鉄棒からです。
米山さん、古田さんは大きなミスはなく通していましたが、それ以外の人は、ミスや停滞であまり点数が出でいませんでしたので次では通していほしいです。また、上條さんは今回、7技揃えることができたので次は車輪や逆車の数を減らしてもらいたいです。
次に床です。
古田さん、小檜山さんは一度着地ミスがありましたが、それを引きずることなく冷静に演技できていたと思います。また、ほかの人も着地では一歩で押さえているので全体的には良かったと思います。
続いてあん馬です。
停滞・落下しないで通したのは、上條さんと米山さんでした。鉄棒同様、停滞・落下なしを本番でもできるように頑張りましょう。またセア・旋回での膝・つま先を意識するのも忘れてはいけませんが、とびセアの衝撃で一瞬止まるのも、スムーズにいくように治しましょう。
次はつり輪です。
上條さんは、後ろふり十字を認めてもらえませんでした。ですがほかの人は、大きなミスもなく通せていたと思いますので、脚前挙での姿勢や、肘曲りなどにも注意するとより点が出ると思います。
続いて跳馬です。
全体的に着地のミスで転倒するなどの大きなミスもなく整っていた演技でした。あとは、膝・つま先・足割れなどの細かいところを意識しましょう。
最後に平行棒です。
平島・上條さんは倒立での静止が短いのでしっかりと止めれるようにしましょう。また、古田さんは前振り倒立の膝、健一さんのピンコの後のダブルスイングはもったいないので直してほしいです。小檜山さんは降りのダブルが足から着地できているので、あとは着地を整えれるように頑張ってください。
鉄棒で停滞していた部分や、平行棒でのダブルスイングは取り組めばすぐにでも直せると思います。また、あん馬で落下を一回までに抑えている人は、阪大でも落下なしで通せる確立を上げましょう。
最後に、怪我が増えてきているので怪我をしないように細心の注意を払って頑張りましょう。
(著:中村)
<観戦記個人>
鉄棒は飛び越しが堤さんは足が乗り、中村は掴み方が逆向きでしたが、最後まで通せました。
床は、堤さんは新しく前方の側宙を入れての演技でした。
着地も決まっていてよかったです。
中村は捌きもしっかり練習しましょう。
あん馬は、堤さんはセアは綺麗でしたが旋回から移動に繋げられず残念でした。
中村は、旋回が一度は止まりましたが横移動〜降りまで通せました。
つり輪は、二人ともミスなしできれいに通せました。中村は要求も取れていてよかったです。
跳馬も二人とも一回ひねりを決めることができました。
中村はすこし捻り不足でした。
平行棒は、堤さんは倒立を一度あげ切れませんでしたが、それ以外はミスなくできました。
中村もミスなしの演技でした。
全体を通して、二人ともミスの少ない良い演技だったと思います。
(著:神谷)
<補助役 男子床>
なんらかの手違いにより急遽床の補助役員をすることになりました。ジャージで
阪大の床は着地の意識も高くいい演技が多かったです。
ただ、中村君はさばきや伏せにおいて足割れ、膝曲がりが目立ちました。
今回の採点は甘く、審判さんの話を聞く限りでは高さでの減点はほとんどなかったようです。採点の基準は主に着地と綺麗さに主眼を置いているようでした。ただ、宙返りが高いと印象がいいという意味のことを審判さんがもらしていました。他に言及があったのは綺麗さについてでした。当然ですが、そこが一番重要視されているので足割れ、肘曲り、下駄は見つけ次第治しましょう。
最後に、インカレの審判さんはA難度の技をあまり覚えていません!
カットやひねり伏せは特に忘れられがちなので、七技やったのに内規された時は迷わず聞きに行きましょう!
(著:森岡)
<補助役 男子吊り輪>
つり輪の補助員をさせていただきました。
つり輪で目立ったのは振り十の止まる角度でした。完全に上までいってから降ろしてしまうととってもらえない可能性が大きかったです。振り上がる際に最初から十字をしにいくと多少角度が甘くてもとってもらえるようでした。またつり輪の演技では静止を見せつけることが大事だと思いました。また、力技では一瞬でも静止しているのと単に流れているだけなのではかなり違いがでるという印象を受けました。
(著:福田敬志)
<観戦記 女子床>
女子団体の床の観戦記です。
全体的にみんなまとまっていたように思います。あゆみ先輩がひねりを、ゆみかが前宙を決めていて良かったなと思います。
ゆみかはジャンプの認定されるように気を付けていったらいいと思います。
ゆかり先輩は要求をとるための判断がすごいなと思いました。
わたしは自分のジャンプを後からみて膝が緩いので気を付けようと思います。
あと、全体的に本番がいつもより演技が雑になってしまうように見えることもありました。やっぱり緊張するのかもしれないのでそのへんも頑張って丁寧にしていこうと思います。
(著:菅佐原)
<補助役 女子床>
女子床の補助役員をしました。
B班、C班の選手はEスコアが7点台の選手が少なく、多くの選手が6点台以下でしたが、A班の上位校の選手はミスがあった選手を除いてほとんどの選手が7点台後半〜8点台を出していました。
Eスコアが8点台の選手はアクロバットの高さ、着地の正確さ、ジャンプやターンの精度の高さが安定していました。通し全体の流れも非常に綺麗で繊細な動きが多かったです。
また、B班C班の中でEスコアが高めの選手はダンス系が得意でDスコアをダンス系の技でかせいでるという印象がありました。
なのでジャンプの精度をあげてターンのレパートリーを増やすなど、ダンス系の技にも力をいれると阪大の演技はもっと点が伸びるのではないかと思います。
(著:西川)
<補助役 女子段ち>
段違い平行棒の計時審をしました。
A班の選手の演技は、見ていてとても安定感がありました。技数を揃え要求を取ることはもちろん、爪先の意識や着地の精度など、いたるところまで気を配れる余裕があったように思います。雄大で、且つ停滞のない演技だったのも印象的です。
特に蹴上がりや前カットなど、阪大でも見られる技たちは、次の技につなげるための姿勢など、たくさん見習うべき箇所がありました。
阪大の二回女子は新技申請がいくつかありましたが、審判の先生も、これは本当にどうしてもという場合の救済措置だとおっしゃっていました。西日までに蹴上がりとグライダー1/2ひねりを構成に入れちゃいましょう。
技数を揃えておられる先輩方には、次はふりとびや逆手の技の実施などで要求を狙っていってほしいです。
段違い平行棒の構成要求を揃えるのは厳しく、Dスコアを上げることは難しいですが、脚割れや肘・膝の曲がりなどをこれまで以上に注意しあうことでEスコアはさらに伸びると思います。
また、演技のテンポの良し悪しで審判の受ける印象が大きく変わると感じたので、普段から技と技をつなげる練習をより積極的に行っていきましょう。
(著:藤田)
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