2003年度 関西インカレ観戦記
2003年度最初の試合、関西インカレが4月20日(日)に姫路市中央体育館で行な
われました。あいにくの雨の中、応援行ってきました。藤田さんが鉄棒の審判をしてく
ださいました。
まずは総評から。
関西インカレは4人1チームということで、Aチーム・Bチーム・個人が出場していました。
全体としては、みんな演技自体は各自細かいミスはあったものの、大きな怪我もなくまず
まずの出来だったのではないでしょうか。全体として技数、難度の不足は否めませんが、
チーム全体が2、3回生中心なので、今年一年のレベルアップに期待したいと思います。
ただ、Aチーム・Bチームのチーム編成が、どちらか一方でたくさんの点数を稼ぐというの
ではなく、戦力が分散した形になっていたのが気になりました。少し厳しいことを言うよう
ですが、2週間前の試技会で各自の点数はおおよそわかっていたはずです。当日にメン
バー変更ができなかったのかもしれませんが、やはり団体戦の順位を考えるとAチームに
試技会の上位者4人を持ってくるのがベストではないでしょうか。
今後は、西日本にむけてがんばってください。
試合内容トピックス
<女子キャプテン八木、跳馬で体操界へ殴りこみか?>
今回阪大女子として唯一の参加となった八木さん。補助には2回生の新谷君がついてい
ました。アップの段階で跳馬できちんと転回ができていなかったので、調子が悪いのか、
足が合わないのかと見ていて心配してました。そしてきっちり跳馬を飛び越さないままい
よいよ本番となりました。
するとそこには驚くべき光景が!
なんとロイター板が跳馬の前に置かれてないのです。
すぐ側にはスプリングが5,6個ついたコイル式ロイターと、白バネのロイター板がふたつ
も置かれているのに、肝心の跳馬の前には何も置かれてないのです。
僕は思いました。
「あの女、やる気や!史上初のロイター板無しで飛び越してアピールする気や!
ちきしょうっ!そうまでして目立ちたいか。そんなんされたら完敗や。」
うそ。そんなん思ってません。側にいたキャプテン植木とともに、普段しっかり者で通って
いる新谷君が、補助者にもかかわらずロイター板を置き忘れていると思いっきり疑い、
「あのやろー!なんて筋金入りのうっかり屋さんなんや!」
と罵声を浴びせ、二人して仲間を素で疑ってました。
実際の所は、普段使っている赤バネのロイター板でないとイヤだったみたいで、それが使わ
れていた平均台の演技が終わるのを待ってから跳馬に設置するつもりだったみたいです。
反省。疑ってごめんなさい。
個人的にはロイター板なしで跳馬を飛び越して体操界に新たな伝説を築き上げてほし
かったです。(不毛)
<2回生秋山、自分を見失う>
2回生の秋山君はきっちりルールを勉強しているようで、貪欲に特別要求を稼ぎに行く姿勢
が見られました。特にゆか。「ジャンプ・ターン・リープ系」の要求を2回ターンでとろうと
普段の練習からがんばっていました。阪大での練習の時はターンしている間の手がお祈り
をしているような格好になっていたので、福田氏からずばり
「きもい!」
の称号を得ていました。僕は本番でもそのお祈りターンが見られるかとちょっと期待していた
んですが、やはり努力家だけあって手は直ってました。(残念)
が、しかし、クルクルと1回半回った直後、ピタッと回転が止まってしまい自分がどこを向い
ているかを見失ってしまってました。とっさに方向転換してましたが、僕の眼にはごまかせ
ません。絶対
「あれっ・・・今どこ向いてるんやろ?なんで目の前に線審が!?」
ってあせってたはず。精進せぇよ、秋山。(何様発言)
まぁ、そのまま自分を見失ってどえらい方向に向かって走っていってくれたらおもしろかった
んですが。うそ。これまた不毛。
以上、ネタ的にはこれくらいで、みんなまずまずだったと思います。
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