2005年阪名戦成績&観戦記


男子団体総合選手権結果

優勝 名古屋大学 226.75
準優勝 大阪大学
(庄野,中,田中,新谷,古賀,結城)
213.25
男子個人総合選手権結果

2位 庄野暢晃 46,15
女子個人総合選手権結果

3位 玉手理恵 11.00
4位 御堂丸香織 10.05

男子成績表

団体

( )内は個人総合順位

選手名 鞍馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒 総合得点
田中雄 8,45 6,10 7,05 7,80 7,30 5,35 42,05 (9)
結城敬史 8,35 4,90 5,70 8,00 5,15 5,45 37,55 (13)
古賀寛規 8,30 6,00 7,50 7,35 6,40 5,10 40,65 (11)
庄野暢晃 9,05 (2) 7,05 (2) 7,90 7,60 8,05 (3) 6,50 (2) 46,15 (2)
新谷英之 8,50 5,25 7,65 8,50 (2) 5,75 5,60 41,25 (10)
中竜二 8,45 5,15 8,10 7,60 7,45 5,35 42,10 (8)
合計 42,80 (2) 29,55 (2) 38,20 (2) 39,50 (2) 34,95 (2) 28,25 (2) 213,25 (2)

個人

選手名 鞍馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒 総合得点
太田学 7,40 4,55 4,60 7,90 5,10 5,30 34,85 (14)
三木唯丞 6,35 4,75 5,20 8,00 5,85 4,55 34,70 (15)
川戸雄介 7,25 4,60 4,60 7,80 5,25 4,80 34,30 (17)
池田一貴 5,95 4,20 5,20 7,90 5,05 4,60 32,90 (18)
藤里公司 5,65 4,85 4,30 7,45 5,15 4,30 31,70 (19)
曽谷亮友 5,90 3,30 3,80 7,55 4,75 3,60 28,90 (21)
冨田聡 4,80 3,70 3,50 7,75 4,70 4,30 28,75 (22)
森省吾 6,80 4,90 5,25 1,00 5,50 0,00 23,45 (23)
女子成績表

個人

選手名 跳馬 段違い平行棒 平均台 ゆか 総合得点
玉手理恵 6,50 (3) 4,50 棄権 棄権 11,00 (3)
御堂丸香織 棄権 4,80 (3) 5,25 (3) 棄権 10,05 (4)

2004年度 阪名戦観戦記

 今回の阪名戦の結果ですが、一言で言えば”完敗”でした。
主将の新谷が試合後に『正直、ここまで差がつくとは思わなかった』、という通り、まさかの全種目負けを喫する結果になってしまいました。

しかし、内容を見ると名大の器具に苦しめられた試合でもありました。
まず床ですが、全員が初めての名大ということもあり(田中は1回生の時阪名戦に出ていません)、その余りに硬い床に戸惑い、構成を変更せざるをえない者が続出しました。中の前宙1回ひねりや古賀の後宙1回半ひねり&後宙半ひねり〜前宙などが出来ず、大半の者が難度を落とさなければならくなりました。田中以外は全員が高さ半減といった様に見えました。
鞍馬はフロアに固定されていない為に、旋回や飛び交差をすると鞍馬が揺れポメルを掴みにくい状態になっていました。その性か、田中や古賀の鞍馬を得意種目とする二人が何度も落下していました。
吊り輪は器具自体は普通でしたが、フロアマットとの距離が近く、庄野が降り技の2回宙返りを失敗する(最近はかなり決めれる様になっていたのに)など終末技が難しくなっていました。また、中が惜しくも0,05差で吊り輪4位になりました。
跳馬も鞍馬と同じくフロアに固定されていない為、突き放しの強い新谷や2回宙をやる庄野が跳ぶと、跳馬がガタガタ揺れるという有様でした。跳馬揺れ対策に、1回生冨田などが跳馬を押さえていたのが面白かったです。また、助走路も無かった為、中曰く「どこ(まっすぐ)走ってるか分からへん」ということで、着地ミスが目立ちました。しかし、結城&新谷は見事に跳び、新谷が3位入賞という結果につながりました。
平行棒は庄野が安定した演技で3位入賞した他、田中のカットがキレていました。あとは中のカットのキレがいまいちなのに続き、新谷&結城の調子が上がってこないのが気に懸かりました。
ラストの鉄棒ですが、試合後の2次会で審判の方に言われたように、「途中で止まってしまっている」演技が目立ちました。特に庄野は調子が悪かったのか、インカレのようなキレがありませんでした。

 続いて個人ですが、最初から全員に実施点が与えられていた為、ミスをしない限り1回生でもかなりの点数がでました。特にキレイな体操をしていた池田・藤里の点数が異様に高かったのが印象的でした。
また、1回生ならではというのか、みな鞍馬での降りが逆だったり、床で冨田が続けると見せかけて演技終了していたりと、審判を翻弄していました。
しかし、みな上達しているのは確かなので、夏の七帝戦に向けて更に精進してもらいたいたいと思います。


2004年度の試合結果

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