2012年度 五大戦観戦記
・「男子A三班」(米山、林田)
男子Aの3班で出場の米山君、林田君の観戦記を書かせていただきます。
米山君は肩の怪我のため跳馬、鉄棒、床のみの出場でした。
まず吊り輪では、林田君は脚前挙などの制止技を十分な時間見せられていたのがよかったです。
跳馬では、米山君はツカハラ、林田君は転回飛びでの実施だったのですが、
二人共着地で手を付いたり、後ろに大きく転がっていたりと、乱れが激しかったのが気になりました。
平行棒では、林田君が特別賞をもらっていましたが、ダブルスイングがとても多かったです。
倒立姿勢はちゃんとはまると綺麗だったので、一発でいけるよう頑張ってください。
鉄棒では、米山君は難しい技は入れていませんでしたが、さすがの綺麗さで引くところがほとんどありませんでした。
林田君はこの冬の間に試合で使える技を増やしていってください。
床では、米山君は綺麗で高さもある演技をしているがゆえに、
側宙のところで拍子抜け感があったので、もっと勢いのある他の技をして欲しいと思いました。
林田君は一回生とは思えない綺麗な捌き方でよかったです。
後方系や側方系のアクロバットも入れられるようになった頃の床の演技が楽しみです。
鞍馬では、最終種目ということもあり体力的にもしんどかったかもしれませんが、
二人共一度ずつ落下があったので最後まで通せるよう頑張ってください。
以上です。
著:神戸
・「女子三班」(白畑)
女子三班の白畑さんの観戦記を書かせていただきます。
白畑さんの演技は全体的に指先やつま先まで伸びた綺麗な実施であり、
好印象を持たせる演技でありました。
一方で、平均台以外の種目は、難度の低い技での実施であったため、
点数が伸び悩んでいると思われます。
例えば床のロン宙や、跳馬の転回飛びなど、今後は技の難度の向上を目指していってほしいと思いました。
以上です。
著:林田
・「女子一班」(瀬藤、神戸)
跳馬からの演技でした。
瀬藤は蹴りの強さに物足りなさがあります。
倒立姿勢への意識は出てきましたがもう少し蹴りを強化してもらいたいです。
続く段違い平行棒の演技では課題の前カットが成功していたので良かったです。
平均台では神戸が一度も落下しない完璧な演技をしていました。
つま先まで意識できたいい演技だったと思います。
床の演技ではダンス系の動きは綺麗にこなせていましたがタンブリングの高さ減点がありました。
全体を通して試合までの準備期間が短かったこともあり、
七帝の時に比べるとひざやつま先の曲がりなど細かい減点が見受けられましたが良かった部分も
多かったのではないかと思います。
著:坂川
・「男子B五班」(森岡)
まずは、平行棒ですが
特別賞のとおり、スイングが多かったです。
あと特に気になった点としてはカットでバーに足が当たっていたことで、
今回は認定されたようですが公式戦では絶対に認定されないので、認定されるカットをものにしてほしいです。
倒立などではひざ、つま先への意識がみられたのでよかったと思います。
鉄棒では、振り出しから車輪が普段はできているのにできていなかったのが残念でした。
宙降りにも挑戦していましたが、回りきれず危うい実施でした。
床では猫宙でのミス以外大きなミスはなかったのでよかったと思います。
猫宙を確実にするとともにほかの技ではどんどん美しさを追求していくともっと点が出ると思います。
他の種目もそうですが、全体的に不安定な技が多いという印象を受けたので、
確実にすることでもっと点数が出ると思いました。
著:乾
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