Aug. 1999


近国体報告(1999.8.25 桑江)

 今年の近国体は滋賀県立栗東体育館で行われました。
滋賀医科大学が当番校だったのですが勿論体操部はないため京都教育大が運営していました。
栗東体育館はよくピットを使いに行く所なので練習するイメージが強く、試合会場としては個人的にやや違和感がありました。
 平日ということもあって審判以外のOB・OGさんで応援に来れられた方はいらっしゃいませんでした。
 まず試合結果を僕が覚えている範囲で書いておきます (詳しい結果は後日試合結果の方に載ると思うのでそちらで確認してください)
男子団体 1位:大阪教育大学
2位:大阪大学
3位:京都大学
4位:神戸大学   (4校出場)
 
女子団体 1位:大阪教育大学
2位:京都教育大学  (2校出場)

男子個人総合 6位に松下(2年)が入賞
女子個人総合 あと1つで森口(1年)が入賞してました(7位)。惜しい。
男子種目別  床で松下(2年)が3位入賞

 試合前のパンフレットでは大教の4年生がエントリーされていなかったので阪大男子初優勝か? という噂が一部であったのですが、結局2人出場していたので初優勝はお預けになってしまいました。
ちょっと考えが甘すぎたようです。でも3位の京大には結構差がついていたのでまずまずの結果ではないかと思います。

 当日僕は吊輪と鉄棒の審判(前後半交代制だった)をやったのでそれを通して試合を振り返ってみます。
吊輪の阪大の印象として十字懸垂が比較的強かったと思うのですが、 それは十字懸垂練習器(笹壁時代に購入)で練習している成果が出てきているのかも知れません。
また以前からそうなのですが力技に比べると振動系が弱いかなあという気が改めてしました。
振動系ができればそれプラス降り技もレベルアップするのでもっと重点的に練習する価値はあると思います(現役の人考えてみてください)。

 鉄棒はやはり降り技に関して阪大(京大・神大もそうですが)と大教の体操のやり方の違いを実感しました。
阪大などの1年生は僕等がそうした方がいいと言いましたし勿論間違っている訳ではないのですが、 け上がり、前回り、後ろ回り、フット降りの4つを組み合わせてできるだけ価値点を上げる努力をしていました。
それに対して大教の1年生は前回りを2回やるといったせこい(?) 事はやらず初心者でも基本的な技と降り技(スイング宙)だけをしっかりやらせており目標とするレベルの違いを感じました。
価値点そのものは低くなるのですが体操らしい演技となるので点数としてはそんなに変わらない結果になっていたような気がします。
降り技は比較的簡単にB難度が取れるし価値点としては特別要求と同等のものがあるので、 今後恐怖心に負けず思いきって挑戦していって欲しいと思います。

 まだ新人戦は残っていますが一応これで今年の試合は終わりました。
来年に向けて思うことしては、やはり全種目もう少し技のレベルアップが必要かなという気がします。
特別要求に関わる技と降り技を中心にオフシーズンしっかり練習してほしいと思います。

 あと今回の近国で主将の松本が退任し幹部が交代します。
この代は松本1人しかいないのに35年に一度となる七帝戦と五大戦の運営が同時に当たるという、 恐らく阪大体操部始まって以来最も不幸な代でした。
更に彼は阪大一の留年率を誇ると思われる基礎工機械系に属するなど、様々な意味で苦労は多かったと思いますが、 自分の進級を危うくしてまでも主将の仕事を遂行しました。
本当にご苦労さんだったと思います。今後は自分の練習と進級に向けて頑張ってもらいたいと思います。

OB戦が行われました(1999.8.21)

8月21日に毎年恒例のOB戦が行われました。
その報告です。

今年のOB戦の印象といたしましては、どういった理由か分かりませんがOBの方々の参加が少なく、 何となく寂しい感じがする試合だったように思います。
開会式までは桑江と僕しかいなかったので、「うーん。どうなんだろうな。」と二人で話していました。
正直、開会式の意義についても疑問を感じてしまうぐらいで、困ってしまいました。

さてその後溝口さんと坂さんが登場されて、予定よりは遅れましたが無事開幕しました。
私達OB組は社会人大会を2週間後に控えていることもあり、この試合を試技会のような感じでとらえて、 意欲的に臨んでいたのではないでしょうか。
出来のほうはそれぞれ違っていたようですが、本番に向けていい課題が出来たと思います。
頑張りたいです。

また現役ですが、こちらも近国がすぐあとに控えていることもあって、 私達同様試合に向けての試技会になっているようでした。
感想としては、この時期は毎年そうなんですが、試合に向けての調子の方 はそんなにあがってないかなという感じでした。
目新しい技というのも、そんなに見かけなっかたように思います。(あったら、すいません)
まあ、これはしょうがないことでしょう。
とりあえず試してみたい技などがあったら、いい機会なのでうまく使って欲しいなと思います。
それと怪我もしないように。

再び試合の方に話を戻しますと、6種目で今日の試合ももう少しで終わりかという時間帯に、 白畑さんが登場され、鉄棒のみ参加されました。
演技内容の方は、練習不足がたたって白畑さんらしくない演技となっていました。
その後「白畑さんでも、ああなるんだ。と思いましたよ。」と話すと、「あほ、俺も生身の人間やぞ。 練習せんかったらああなるんや。」と言われ、なるほど。と妙に納得しました。

そして、無事試合は終了。
ちなみに個人総合は桑江、坂さん、松下の順でした。
その後、待兼山会館に移動し、小谷先生、石井さんも参加されてのレシプションとなりました。

皆さんお疲れさまでした。

練習に行ってきました(1999.8.10 桑江)

練習に行って来ましたので簡単な状況報告をします。

現役の様子

 現役は合宿の疲れを見せることもなくよく練習していました。
特に1回生は初の合宿を乗り越えた自信からか精力的に技の練習に取り組んでおり、 徐々に体操の面白さがわかりつつあるのかなあという感じでした。
 今年の1回生は森口を除いて皆初心者ですが、練習熱心でうまくなりたい という熱意が伝わってくる、そんな印象を個人的に受けます。
皆運動神経もいいので3年後がかなり楽しみです。

平井先生来られる!

 練習には何と平井先生が来られており、現役の指導と共に御自身も練習されていました。
僕は阪大体操部に入って6年目(OB2年目)になりますが、平井先生があれほど動いていらっしゃるところは初めて見ました。
「何年ぶりかなあ」などと言われる割にはロンダート・バク転連続も非常に軽く、平行棒のスイング移行も危な気なく、 流石という感じでした。

裸族 夏の風物詩?

 最近の体育館は異常な蒸し暑さなので通称「裸族」(=上半身裸で練習する男子体操部員。4回小原による命名??) が多く見受けられるようになりました。
体操やってる人は自分の肉体に自信があるのか、やたら脱ぎたがる人が多いのはいつの時代も同じなのでしょう。

合宿に参加してきました。(1999.8.2 , 1999.8.3)

合宿に参加しに、守山市のGYM(がいむ)へ行ってきました。
今年の合宿は一日目と二日目をGYMで行い、残りの二日間は京大の体育館で行われる事になっていたので、 最初の二日間参加してきました。

まず初日ですが、この日は10時に体育館に集合した後4時までの練習でした。
また、次の日は体育館の使用できるのが昼過ぎまでということもあり、 長い練習ができるこの日にOBの参加が集中していました。
阪大の方のメンバーとしては、家島さん、山岸さん、桑江、林、野川、小原などが参加していました。
ご苦労様です。
皆さん思い思いの技にトライしていたので、個人的には見ていて楽しかったです。
やってる本人としては楽しくない技もあったかもしれませんが。(桑江君あたり)
さて、現役の方ですが久々にピットのある環境ということなので、この日はいろいろチャレンジしているように見えました。
目立ったところでは松本がリングで落とし、鉄棒でいこう、大坪が鉄棒でスイング宙、川上が鉄棒で前宙降り、松下が跳馬で塚原飛び などにチャレンジしていました。(見逃している人すいません)
その他にも、リングでのドッペルはほとんど全員がやっているという感じでした。
さすがにまだ使えるといったところまでは行っていませんが、今後完成させるためにも大学でチャレンジできるところ まで持っていってもらいたいと思います。
その後、補強まできっちりこなしてこの日のメニューは終了しました。

そして二日目ですが、朝は7時に起床、恒例のザリをやった後、10時から2時までの練習でした。
さっきも言ったように、練習時間が短いためOBの参加はほとんどなかったのですが、終了直前に京大OBの嶋村君が来ていました。
お久しぶりです。
練習の様子ですが、一日目に比べるとやや疲れが出ているのか、技に挑戦している人が少なくなっていたように感じました。 (しょうがないとは思います)
その中でも福田が家島さんの補助を仰ぎつつ、平行棒で後宙降りをやっていたのはかなりよかったです。
是非とも完成させてもらいたいです。
また1年生ですが、初の合宿ということでこれほど長い時間の練習を連続してやったことがないので、 相当苦しいだろうと思いますが(私も経験あり)、頑張ってついてきていました。
技もよくなっている者もいたりと成果も上がっているようなので、この調子で宴会の一仕事まで生き延びていってもらいたいです。
その報告も待っています。
そして練習の方は、この日も補強まできっちり行われて終了していきました。

かなり大まかですが、二日間はこんな様子でした。
個人的には二日間参加することになり疲労困憊になってしまいましたが、 いろいろ楽しいことも多く参加できてよかったと思っています。


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