電化製品


待機電力


電化製品はコンセントがささっているだけで電気を使う物がたくさんあります。これを見直すだけで、かなり大きな節約になります。場合によっては、1年間で数万円の節約なんて事も、、、

電気製品のカタログには、年間消費電力量 kWh/年と書いてあります。
1kWhあたり、だいたい23円くらいですので、それをかけると年間の電気代が算出できます。

  省エネルギーセンター発行「第二版家庭の省エネ大辞典」より参考値
  1年間の待機 電気代
  ステレオ 1100円
  ビデオ   2200円
  ファックス  500円
  テレビ    500円
  電子レンジ 400円
  便座     300円
  など けっこうかかりますね。

で、片っ端からコンセントを抜くようにしてください。
ビデオ テレビは、使う時だけ電源を入れる。 最近は、内臓の時計も狂わない物が多いですので楽です。
ポットや、電子ジャー炊飯器は、特に保温でびっくりするくらい電気を消費します。炊く時だけ使うようにしましょう。
同様に、ガス給湯器も電源を切りましょう。携帯電話の充電もいつまでもコンセントを入れっぱなしにしない。(1時間の充電で十分です。)

電話の子機も、最近の電話機は複数台ついている物が多いですが、使わない子機は、コンセントから外してしまっておきましょう。

契約アンペア


みなさんは家庭の契約アンペアをご存知ですか? これを下げるだけで大幅節約ですよ。

40W→30Wに下げるだけで毎月260円もの節約。電子レンジと炊飯器が一緒に使えないなど多少の不便はありますが、すぐに慣れます。

冷蔵庫の設置場所


熱を周りから発する製品なので、壁から15センチくらい離して設置した方がよいですよ。
(最近は壁にぴったりつけてもいいものもでてきているけれど、、、)また、冷蔵庫と天井の間も注意。

冷蔵庫の上に物を置くのも良くないですね。つまり、放熱しやすい状態を作っておく事。
また、日の当たる場所や、ガスコンロの近くなども設置しがちですが、あまりふさわしいとはいえません。

冷蔵庫の開閉回数を減らす


せっかく冷やした冷機を何も考えずに開け閉めして逃してしまうのはもったいない。
そこで、何が欲しいか考えてから冷蔵庫のドアを開け閉めする。冷蔵庫の中で食品の入れる場所を決めておき開けてから探さなくても良いようにする。

また、冷蔵庫のドアにマグネットで作ったプレート(食品名入り)を貼り付けておき中に何が入っているかドアをあけなくても分かるようにするという方法もあります。

冷蔵庫の中身


冷蔵庫をぎゅうぎゅう詰めにしていると、消費電力が5%アップします。年間で6000円ほど電気の無駄遣いです。また、あまり詰め込みすぎると、食品を探すのも大変になり結果的にドアのあけている時間の長さから冷機が逃げてしまう。そのため、ちょっと少ないなと感じるくらいの量がいいですよ。

ちなみに、缶詰や瓶詰めの未開封の物や、冷蔵不要の物を冷蔵庫に入れている人も多いのでは?
必要のない物を冷やすのはムダです。ここでもチェックしてみてください。

冷蔵庫のカーテン


開け閉めの際、冷機が逃げるのを防ぐ為、透明のビニールでカーテンを自作するのも方法です。冷蔵庫の冷機はほとんど逃げません。ホームセンターにて突っ張り棒と、ビニールシート(2ミリくらいが使いやすい)で自作できますよ。

冷蔵庫の温度設定


温度の設定が「強」になっていませんか?ぎちぎちにつめこんでいるならいざ知らず、あまり物を入れない場合なら「中」または「弱」でも大丈夫。電気代が大幅に変わります。試してみて。

冷蔵庫のパッキング


冷蔵庫のドアパッキングは、冷気の漏れを防ぎます。古くなるにつれてこのドアパッキングが傷んできます。そうすると、なんと消費電力が5%前後あがります。年間で900円前後電気代が変わりますので、痛んできたら取り替えましょう。

ちなみに、傷み具合のチェックはドアにハガキなどの薄い紙を挟んでください。落ちるようではパッキンは取り替えの時期でしょう。

洗濯機は、まとめて洗う


当たり前ですが、毎日少量だけ洗濯するのは効率が良くありません。最大容量までたっぷりと服を入れて洗濯しましょう。節水、節電、洗剤の節約といい事だらけですよ。

乾燥機は、使わない


乾燥機は、1回に70円〜80円の費用がかかるといわれています。はっきり言って超ぜいたく品。無料である、お日様に乾かしてもらいましょう。

洗濯機には、残り湯


お風呂の残り湯を使えば、水道料金の節約もできますが、何より汚れが良く落ちる。これはオススメ!

ただ、お風呂から水を移すのがバケツなんかですると大変なので、ポンプとホースがついているお風呂残り湯くみ上げ機能つきの洗濯機を買うか、バスポンプ(1500円前後)をホームセンターなどで購入した方がいいかも。

洗濯機は短時間でOK


小さい子供がいるのなら、しっかり洗う必要がありますが、一般のお洗濯なら20分コースで充分。電気代が半分になりますよ。はっきり言って充分に汚れは落ちています。

エアコンのフィルター


とにかく、まめに掃除をしてください。最低でも1ヶ月に1回、掃除機で吸う。半年に1回は中性洗剤で洗う。これをするだけでエアコンの効きが良くなったのが体感できますし、風量がしっかりと届きますので電気代節約(年間で800円ほどの節約)ですよ。

エアコンの羽


冷房時は、上向き。暖房時は下向きで設定。効率よく空気が循環します。

エアコンの使用時間


家電のなかでももっとも電気代が高いといわれている機器ですので、なんといっても使用しないのが一番の節約ですね。笑 生活スタイルを見直して使用時間を1時間減らすように努力してみてください。すぐに電気代に表れますよ。

エアコンの室外機に日よけを


エアコンの室外機に直接日光があがると冷房効率が落ちます。室外機本体の温度を落とすためによけいに電気代がかかってしまうのですね。

で、室外機は日陰の風通しのいいところに設置するか、無理な場合は、日よけを作ってみましょう。電気代が約5%安くなりますよ。

石油ヒーターの薦め


エアコンよりもはるかに値段が安いのがガスファンヒーター。そして、そのガスファンヒーターよりももっと値段が安いのが石油ファンヒーターです。灯油の補給や、換気などめんどくさいですが、パワフルかつ安価なヒーターですからオススメですね。

ホットカーペット


ホットカーペットは、サイズによりますが、1時間で5〜10円くらい電気代がかかります。そこで、温度設定を弱にして1人で使う場合は、半分だけ温めて使いましょう。

また、ホットカーペットの下にアルミのレジャーシートを敷いてみてください。
熱が床下に抜けるのを防いでくれますので暖房効率が上がります。

コタツ


敷布団と掛け布団を合わせて使いましょう。そうすることによって保温力がアップ。温度設定は弱で充分ですよ。

ビデオ・テレビは、必要なときに


時計代わりにつかわないようにしましょう。
ずっと、テレビをつけている人も多いようですが、基本的にはテレビは見たい番組を決めて見る。私の場合は、リアルタイムでテレビを見る事は余りありません。

見たい物をビデオで録画して後でまとめて見ます。ビデオの電気代はかかりますが見たくないCMはカットできるし、つまらないシーンは早送り、2倍速再生など時間の効率は非常にアップ。

必要以上の大型テレビはいらない


あたりまえですが、画面が大きくなるほど消費電力は大きくなります。2台以上あるなら普段は、画面の小さい方をメインにした方がお得。また、テレビは必要以上に増やさないことをオススメします。家族がバラバラに別の部屋でテレビを見るってなんか悲しい、、

テレビ画面の掃除


テレビ画面は、静電気で埃がすぐに付着します。これをまめに掃除してください。画面がとても明るくなりますよ。すると画面表示設定で、標準以下の明るさにしても十分見れたりします。(節電効果)

照明はこまめに消す


当たり前ですが、誰もいない部屋の電気がついていたとか、トイレの電気、寝室の豆球が1日つけっぱなしというのはありませんか?気付いたら消しましょう。また日当たりのよいお部屋なら日中は照明は必要ありません。最初は暗く感じるかも知れませんが、慣れてしまえば全く必要ないものですよ。

電球型の蛍光灯


60Wの白熱球は、13Wの電球型蛍光灯と同じ明るさ。でも電気代は1/4以下。購入時は、電球型蛍光灯は、約10倍ほど高いですが、寿命は、5倍以上。電気代も安い。ぜひ、家にある白熱球が切れたら蛍光灯型に変更してくださいね。

※注意ポイント・・・蛍光灯は、頻繁につけたり切ったりする場所(トイレなど)には向きません。すぐに傷んでしまいます。1日に5時間以上点灯する場所を目安にかんがえてみてはどうでしょうか

電球のワット数を落とす


お風呂や、トイレは何ワットの電球を使っていますか?一般的には60Wだと思いますが、40Wに落とすだけで電気代を33パーセントカット。少々暗くてもお風呂もトイレも短時間のことです。こんなものと慣れてしまえば不便はありません。

インバーター内蔵照明


これから照明を購入される場合は、少々高くてもインバーター内臓タイプがオススメ。従来の製品よりも20パーセント以上明るくなっています。

アイロンはまとめて


アイロンは、高い温度が必要な物からまとめてかけるのがコツ。一気にかけてしまいましょう。また、毎日のカッターシャツなどは、アイロンの必要の無い形状記憶シャツ(ノーアイロン)のものを買うと便利。

アイロン台にアルミホイル


アイロン台にアルミホイルを巻いて使うと、熱効率アップ。短時間でよく皺が伸びます。

炊飯器の保温機能は使わない


ずっと、ご飯を保温しておくのは、ずっと電気を使っています。(冷蔵庫と同じ) 炊いたご飯は、冷蔵庫、冷凍庫で保存し、必要に応じてレンジで温めましょう。(ちなみに、すぐに食べるご飯は冷蔵庫で保存ですよ。冷凍するとレンジのエネルギーが大量に必要です)

電子ポットの保温機能は使わない


いつ飲むかわからないのにずっと電気を使って保温しておくのはムダ。冷蔵庫なみに電気を使うポットは必要ないと考えます。お茶を飲む時、そのつどガスコンロでお湯を沸かすのが効率的。あまったら、保温水筒に入れておきましょう。


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