大阪街並風景

堺筋 三越呉服店
  現在でこそ、大阪のメインストリートは御堂筋と言われていますが、御堂筋が整備されたのは昭和に入ってからのことで、それまではこの絵葉書にある堺筋が、大阪を南北に貫くメインストリートであったそうです。
  絵葉書の風景は、南から北方向を写しています。正面に見えるビルが三越呉服店、すなわち三越百貨店で、地上七階建てであったそうです。この建物は大正九年にできたそうですが、平成七年の阪神淡路大震災により、深刻なダメージを受け、建てかえられ、次いで平成十七年、閉店となりました。
  現在(平成二十一年)はタワー型高層マンションが建設中です。


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