李下の冠、瓜田の履

「李下の冠、瓜田の履」
大正11年(1922)、4月に大阪で開催された「大阪計量博覧会」のものです。
「正味量ノ表記ナキ商品ハ實(実)量ノ正確を疑ハレ」
「正味量ノ表記ナキ商品ハ販賣(売)ノ都度計量セザレバ店ノ信用ヲ失ス」
とあり、要は「疑われるようなことはするな」ということを教えています。
そういえば、「量」ではありませんが、表記の信用をなくして潰れてしまった会社もあります。大事なことを忘れちゃったんでしょうね。

大正11年というのは、その3月に全国水平社が結成され、7月には日本共産党が非合法ですが結成された年です。


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