
宇治市(宇治川周辺)
|
|
明治40年から大正7年までのものと推定)
「源頼政」−摂津源氏、源頼光の子孫。
弓術に長じ、歌人としても著名です。保元の乱では後白河天皇方につき、次いで平治の乱では平清盛に味方しと、源氏でありながら巧みにこの難しい時代を乗り切り、従三位に叙せられたのでした。ここから「源三位頼政公」と称されることになります。しかし、1180年、以仁王を奉じて打倒平氏へ挙兵。宇治川を挟んで激戦の末、頼政公は平等院にて自害されたのでした。
なお、頼政公には「鵺(ぬえ)」退治の伝説もあります。大江山の鬼退治をしたという源頼光の玄孫にふさわしい話です。 |
|
|

|