大阪城
「大阪城趾絵葉書」:黄金水
「伝説に曰く、秀吉公、水を清浄ならしむべく黄金若干枚を水底に沈めしに因り、此名あり。深さ地上より水面まで三十三米突」
現在、天守閣の目の前にある金明水井戸です。
黄金を沈めたというのは、いかにも秀吉らしいエピソードで底に潜って拾いに行こうかと思ってしまいます。しかし種々の調査により、この井戸も徳川時代の遺構であり、かつ、昭和34年の調査では水をポンプでくみ出して調べていますが、黄金は発見されませんでした。ちょっと残念です。