■ カーネーションについて
ようこそ『カーネーションハウス太田』のホームページへ!
トップページに書いたとおり、太田農園ではスプレータイプ、ダイアンサスタイプのカーネーションを栽培しています。
ですが、スプレー?ダイアンサスってなに?というかたがほとんどではないでしょうか?
ここではカーネーションのタイプの違いを説明します。

カーネーションのタイプは大きく分けて3つに分けられます。『スタンダード』、『スプレー』、『ダイアンサス』の3種です。この3種はそれぞれ違った特徴を持っていますがここでは、@花の形、A花の大きさ、Bつぼみのつき方の違いを紹介したいと思います。

@花の形
まずは花の形です。一般的に知られているカーネーションの花の形は左にある写真のような八重咲きの品種です。
スタンダードタイプは、八重咲きの品種のみ、スプレータイプはほとんどが八重咲き品種で、まれに一重咲きの品種があり、ダイアンサスタイプはスプレータイプとは逆にほとんどが一重咲きの品種でまれに八重咲きの品種があります。
下の写真は一般的な八重咲き、一重咲きの花の形ですが、品種によって形にも多少の違いはあります。
八重咲き 一重咲き
花びらが幾重にも重なっているのが特徴です。 花びらが桜の花のように一重になっているのが特徴です。
A花の大きさ
次に花の大きさです。これも品種によって多少の大きさの違いはありますが、タイプ別にわけると下の写真のようになります。
スタンダードタイプ スプレータイプ ダイアンサスタイプ
Bつぼみのつき方
スタンダードタイプ スプレータイプ ダイアンサスタイプ
ほとんどの人が『カーネーション』と聞くとこのタイプのものを思い出すのではないでしょうか?
一本の茎にひとつの花を咲かすように仕立てるのがこのスタンダードタイプのカーネーションです。
花の形態は八重咲きです。ここで紹介している3つのタイプのカーネーションのうちで一番大きい花を咲かせます。
いま日本で栽培されているカーネーションのうちこのタイプのものが一番多いです。
ひとつの茎から何本かに枝分かれして花が咲くように仕立てます。分かれたつぼみに栄養がいくように、頭頂部にあるつぼみはわざととってしまいます。
花の形態は八重咲きのものが多く、スタンダードタイプほどではないですが、花の大きさは大きいです。
今のところ、このタイプのカーネーションはあまり栽培されていません。
スプレータイプと同じく頭頂部のつぼみはとってしまいます。ひとつの茎から何本かに枝分かれして花を咲かせます。
花の形態は一重咲きのものが多く、小輪です。
スプレータイプとの違いは、つぼみのつきが多く、そのつぼみのほとんどが咲きます。