My Favorite Records of
Count Basie

Basie & Zoot


1. I Never Knew
2. It's Only a Paper Moon
3. Blues For Nat Cole
4. Captain Bligh
5. Honeysuckle Rose
6. Harday
7. Mean To Me
8. I Surrender, Dear

Count Basie(piano & organ)
Zoot Sims(tenor sax)
John Heard(bass)
Louis Bellson(drums)

Recorded April 9, 1975. RCA Recording Studio, New York


Jutta Hipp with Zoot Sims
Blue Note 52439

Jerry Lloyd(tp)
Zoot Sims(ts)
Jutta Hipp(p)
Ahmed Abdul-Malik(b)
Ed Thigpen(d)

July 28, 1956


 ズート・シムズは、ウディ・ハーマン楽団で最もスイングするプレイヤーとして名をはせたレスター系のテナー・マン。その彼がベイシーと共演、息も合って本領を発揮したスインギーなプレイで魅了する素晴らしい一枚です。
 「Blues For Nat Cole」「Honeysuckle Rose」は、快適なテンポでスイングしまくり!めっぽう楽しいトラック。そして「Captain Bligh」「Harday」では、ミディアム・スロー・テンポの中で醸し出す二人のブルース・フィーリングをじっくりと堪能することができます。とは言え、ベイシー・ファンとしてはリズム・セクションにフレディ・グリーンの姿がみえないのが何とも淋しい。更にルイ・ベルソンの繊細なバッキングが、どうも好きになれません。その辺の不満を払拭してくれるのがブルー・ノートの超名盤 「ユタ・ヒップとズート・シムズ」。ズートの魅力を凝縮したような楽しさに溢れたアルバムです。

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