My Favorite Records of
Count Basie

Standing Ovation


1. Down For Double
2. Li'l Darlin'
3. Broadway
4. Jive at Five
5. Cherry Point
6. Jumpin' at the Woodside
7. One O'Clock Jump
8. Shiny Stockings
9. Blue And Sentimental
10. Every Tub
11. Corner Pocket
12. The kid Form Red Bank
13. One O'Clock Jump

saxophone :
Marshall Royal, Bobby Plater, Eddie"Lockjaw"Davis, Erc Dixon, Charlie Fowlkes
trumpet :
Harry"Sweets"Edison, Gene Goe, Sonny Cohn, Al Aarons, Oscar Brashear
trombone :
Grover Mitchell, Richard Boone, Bill Hughes, Frank Hooks
rhythm section :
Freddie Green(g), Norman Keena(b), Harold Jones(d), Count Basie(p)

Live at the Tropicana Hotel, Lasvegas. 1969


 1969年、ラスベガス「Tropicana Hotel」におけるライヴを収録したもので、録音エンジニアは、「Crescendo Club」や「Fresno」を手掛けたWally Heider 。洗練された録音でないが、その分アコースティックが活かされ無理のないサウンドで心地よい。
 選曲はベイシー・クラシック。サミー・ネスティコとチコ・オファリルのニュー・アレンジは新鮮です。特にフレディ・グリーンの存在感は圧倒的。イイですネ!
 ゲストに1938年から‘50年迄在団したハリー・スウーッ・エディソンが個性に溢れたプレイで引き付けます。
 「
Down For Double」、チコ・オファリルのアレンジメント。フレディ・グリーンの歯切れよいリズムに乗って、ベイシー・バンドは快調です。
 「Li'l Darlin'」、ソニー・コーンの美しいトランペット・ソロが感動的。ウ
ンデル・カーリーのプレイを思い出します。
 「Broadway」、Henri Woode、1940年の作品。アレンジメントはチコ・オファリル。ハリー・エディソンの揺れ動くトランペットが印象的です。
 「Jive At Five」、エリック・ディクソンのフルートは、ネスティコ新風を受けて新鮮です。
 「Cherry Point」、ハリー・エディソンのミュートは愛の囁き。ベイシーとリズム・セクションが大活躍のトラックです。
 「Jumpin'At The Woodside」、前年(‘68)「Straight Ahead」によってベイシー・バンド健在をアピールしたサミー・ネスティコのアレンジメント。パワーフルなアンサンブルに乗って、エディソン(tp) とロックジョウ(ts) がジャンプします。文句なしに楽しいベスト・トラック!
 「Shiny Stockings」、ハリー・エディソン(tp) とサックス・セクションのエレガントなアンサンブルが素晴らしい。ベイシーとリズム・セクションは快適にスイングしています。
 「Blue And Sentimental」、サミー・ネスティコのアレンジによるバラード。ミュートしたエディソン(tp)とソニー・コーン(tp)が、それぞれの個性を出して楽しいです。
 「Every Tub」、チコ・オファリルのアレンジメント。熱狂的なベイシー・アンサンブルとロックジョウのレスター・ヤングに思いを馳せたソロが聴きもの。
 「The kid Form Red Bank」、ニール・ヘフティの代表作をネスティコがアレンジ。ベイシーは、エネルギュシュに楽しくジャンプします。

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