My Favorite Records of
Count Basie
Standing Ovation
![]() |
1. Down For Double 2. Li'l Darlin' 3. Broadway 4. Jive at Five 5. Cherry Point 6. Jumpin' at the Woodside 7. One O'Clock Jump 8. Shiny Stockings 9. Blue And Sentimental 10. Every Tub 11. Corner Pocket 12. The kid Form Red Bank 13. One O'Clock Jump saxophone
: Live at the Tropicana Hotel, Lasvegas. 1969 |
1969年、ラスベガス「Tropicana
Hotel」におけるライヴを収録したもので、録音エンジニアは、「Crescendo
Club」や「Fresno」を手掛けたWally Heider
。洗練された録音でないが、その分アコースティックが活かされ無理のないサウンドで心地よい。 選曲はベイシー・クラシック。サミー・ネスティコとチコ・オファリルのニュー・アレンジは新鮮です。特にフレディ・グリーンの存在感は圧倒的。イイですネ! ゲストに1938年から‘50年迄在団したハリー・スウイーッ・エディソンが個性に溢れたプレイで引き付けます。 「Down For Double」、チコ・オファリルのアレンジメント。フレディ・グリーンの歯切れよいリズムに乗って、ベイシー・バンドは快調です。 「Li'l Darlin'」、ソニー・コーンの美しいトランペット・ソロが感動的。ウエンデル・カーリーのプレイを思い出します。 「Broadway」、Henri Woode、1940年の作品。アレンジメントはチコ・オファリル。ハリー・エディソンの揺れ動くトランペットが印象的です。 「Jive At Five」、エリック・ディクソンのフルートは、ネスティコ新風を受けて新鮮です。 「Cherry Point」、ハリー・エディソンのミュートは愛の囁き。ベイシーとリズム・セクションが大活躍のトラックです。 「Jumpin'At The Woodside」、前年(‘68)「Straight Ahead」によってベイシー・バンド健在をアピールしたサミー・ネスティコのアレンジメント。パワーフルなアンサンブルに乗って、エディソン(tp) とロックジョウ(ts) がジャンプします。文句なしに楽しいベスト・トラック! 「Shiny Stockings」、ハリー・エディソン(tp) とサックス・セクションのエレガントなアンサンブルが素晴らしい。ベイシーとリズム・セクションは快適にスイングしています。 「Blue And Sentimental」、サミー・ネスティコのアレンジによるバラード。ミュートしたエディソン(tp)とソニー・コーン(tp)が、それぞれの個性を出して楽しいです。 「Every Tub」、チコ・オファリルのアレンジメント。熱狂的なベイシー・アンサンブルとロックジョウのレスター・ヤングに思いを馳せたソロが聴きもの。 「The kid Form Red Bank」、ニール・ヘフティの代表作をネスティコがアレンジ。ベイシーは、エネルギュシュに楽しくジャンプします。 |