This page introduces a part of
the collection from
the traditional big band performance that take Basie's vogue.
The Clayton = Hamilton Jazz Orchestra
LIVE AT MCG
![]() |
1.
Georgia 2. Jody Grind 3. Nature Boy 4. Lullaby Of The Leaves 5. Silver Celebration 6. Captain Bill 7. Mood Indigo 8. Evidence 9. Like A Lover 10. Eternal Triangle 11. Squatty Roo John Clayton; conductor,
bass saxophone; Recorded by MCG Jazz at Manchester Craftsmen's Guild, Pittsburgh, PA. May 2004. |
クレイトン=ハミルトン双頭バンドは、結成20周年を迎え、今やエリントン、ベイシー、更にサド=メル亡き後の米国を代表するオーケストラであり、我が国へも何度かの来日でビッグ・バンドの王道をゆくサウンド作りに魅了された方も多いと思う。このアルバムは、2004年5月にピッツバーグで行われたライブの模様を収録したもので、ツァー最後のコンサートだけあってアンサンブル、ソロ共に充分に消化して、持ち味を遺憾なく発揮したステージとなった。当オーケストラの代表作に挙げられるのではないか。選曲もシルバー、モンク、スティット、ホッジスなどの曲をオーソドックスなスタイルを維持しながら、その上で進歩的な要素を加味して、各ソリストが個性的で多彩なプレイを展開するから、とても聴き易く楽しい。特筆は、ジョン・クレイトンのベース、ジェフ・ハミルトンのドラムス、タミール・ヘンデルマンのピアノによるリズム・セクションで、三者がガッチリとバンドの基礎を固めているので安定感は抜群であり、重厚で且つ良くスイングしている。ベイシー楽団に代表される伝統的なスイング感が楽しめる魅力ある一枚。(December 31, 2005) |