This page is an introduction of the impressive album from my collection
The
Vanguard Jazz Orchestra
Music of Jim McNeely
Lickety Split
1.
Extra Credit 2. Thad 3. In The Wee Small Hours of the Morning 4. Lickety Split 5. Absolution 6. Sticks 7. Refleetion 8. Mel trumpets
and flugrlhorns : Recorded April 7 & 8, 1997 at Avatar Recording Studios, NYC |
ヴァンガード・ジャズ・オーケストラの傑作アルバム。ジム・マクニーリーが素晴らしい作・編曲を提供、コンテンポラリー・ジャズ・アルバム屈指の名盤です。これほどの名作が、CDショップでも殆ど見掛けることなく、広く聴かれないのは残念です。 ヴァンガード・ジャズ・オーケストラのルーツは、1966年創設のサッド・ジョーンズ=メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ。1979年にサッド・ジョーンズはバンドを去り、その後メル・ルイスが「メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ」としてバンドを継承し、ボブ・ブルックマイヤーの斬新なスコアーと共にライブラリーを維持しましたが1990年に亡くなり、「ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ」と改名して再結成されました。1966年2月7日に始まったニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードにおける伝統のマンデイー・ナイト・ライヴも続けられています。 ジム・マクニーリーは、メル・ルイス・ジャズ・オーケストラに1978年から1984年までピアニスト兼作曲家として在籍していますが、その彼にバンド復帰が要請され1996年1月にピアノの椅子に戻りました。そして録音されたのがこのアルバムです。 サッド・ジョーンズに捧げられた「Thad」は、「クワイエテュード」の引用から始まり、カラフルなアンサンブル・ワークがききものになっています。 |