My Favorite Records of
Count Basie
PRES ON KEYNOTE
Lester
Youg Quartet
Kansas
Sity Seven
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1. Just You, Just Me (take
1) 2. Just You, Just Me (take 2) 3. I Never Knew (take 1) 4. I Never Knew (take 2) 5. Afternoon of a Basie - Ite (take 1) 6. Afternoon of a Basie - Ite (take 2) 7. Sometimes I'm Happy (take 2) Lester
Young Quartet Recorded December 28, 1943. N.Y.C 8.
After Theatre Jump (take 2) Kansas
City Seven Recorded March 22, 1944. N.Y.C |
このアルバムは、レスター・ヤングの最後の絶頂期を記録した貴重盤です。この半年後の10月に入隊することになり、過酷な軍隊生活はレスターの神経に決定的なダメージを与え、麻薬に溺れ肉体的にも障害をきたすことになります。こうした彼の歴史を顧みると、このアルバムは、レスターの真価を聴くことの出来る最後の傑作集といえます。 前半七曲は、寛いだテナー・スタイルの真髄を聴かせ、サイド・メンのガルニエリ、スチュアート、カトレットも御機嫌にスイングしています。 後半カンサス・シティ・ファイブの五曲は、40年に退団して以来再びベイシーの所に復帰、ベイシーを中心としたリズム隊の創り出す躍動的なリズムに乗って、暖かみと寛ぎに満ちた魅力に豊んだ好演奏をしています。ベイシー(p)、F・グリーン(g))、R・リチャードソン(b)、J・ジョーンズ(d)の四者が一体となって創り出す見事な躍動感は、ベイシー・ファンにとってはたまらない麻薬的心地よさです。このスイング感に乾杯! |