My Favorite Records of
Count Basie
Fresno,
California April 24, 1959
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1. A
Little Tempo Please 2. Teddy the Toad 3. Late Date 4. Indian Summer 5. Back to the Apple 6. Whirly-Bird 7. Royal Blue 8. Jessica's Day 9. Sweet & Purty 10. Rat Race 11. H. R. H 12. In a Mellotone 13. Corner Pocket 14. Blues in Frankie's Flat 15. Let's Have a Taste 16. Cherry Point trumpets : Fresno, California, April 24, 1959. |
このアルバムは、1959年4月24日のカリフォルニア州フレスノにおけるステージ。一ヶ月後の(5月31日)第二回全米ディスクジョッキー・コンヴェンション(アメリカーナ・ホテル)の為にフロリダ州マイアミに来ていたWally
Heiderによって収録されました。彼は、ロサンゼルスのCrescendo
Clubで録音された名盤「On the Coast '58」を手掛けた責任者の一人です。録音状態はやや劣りますが、ピークを極めたベイシー・オーケストラのスウイング感に溢れた力強い演奏と、ずらりと顔を揃えた強豪の見事なソロが楽しいです。 「A Little Tempo Please」、作曲は、ニール・ヘフティ。12ヶ月前に録音されたルーレットのセカンド・アルバム「Basie plays Hefti」からの一曲。ピアノで始まるイントロ部分は、まさにベイシーならではのもの。アル・グレイのトロンボーンは、滑らかに歌い、彼の愛嬌ある仕草が目に浮かびます。 「Teddy the Toad」、これも同じくヘフティ作。ダンサブルなナンバーで、トロンボーン・セクションの合奏が聴きところ。 「Back to the Apple」、ベイシー作、フランク・フォスターのアレンジメント。カンサス・シティー・リフの躍動感、フランク・フォスターの力強いテナー、活発なジョー・ニューマン(tp)。最高にスイングしています。 「Whirly-Bird」、ファースト・ステージの終わりは、お馴染の超絶ナンバー。ビリー・ミッチェル(ts)の変化に富んだ長い強力なトーンと、ソニー・ペインの超ド迫力ドラミングで盛り上がります。 |