This page is an introduction of the impressive album from my collection
Eternal
Licks & Grooves
The Bob Florence Limited
Edition
with
special guests,
Peter Erskine, Carl Sauders, Scott Whitfield
1. Eternal Licks &
Grooves [ Bob Florence ] 2. Claire De Lune [ Debussy ] 3. Minor Images [ Bob Florence ] 4. Guiding Star [ Bob Florence & Fred Manley ] 5. Invitation [ Bronislav Kaper ] 6. I'm Old Fashined [ Jerome Kern & Johnny Mercer] 7. Appearing in Cleveland [ Bob Florence ] Bob
Florence(composer, arranger, p) |
我が国のフルバン関係者から今最も熱い視線を浴びているのが、作・編曲家、バンド・リーダーのボブ・フローレンス。斬新なサウンドは独特な世界を築いていますが、ベースになっているのはベイシーであり、エリントンであり、スタン・ケントン。このアルバムのタイトルにもなっている「Eternal Licks
& Grooves」は、2005年1月5〜8日、カリフォルニア、ロングビーチにおいてカウント・ベイシー百周年を称賛して催されたIAJE会議で初演されたもので、下敷きとなっているのは「One
O'Clock Jump」です。ベイシー翁の足跡に対する畏敬であり、フローレンスの能力・魅力が縦横無尽に発揮された14分の大曲はフローレンス節大爆走です。コンテンポラリー・ビッグ・バンドとはいえ王道を踏襲したサウンドである所から、多くのフルバン・ファンに親しまれているのでしょう。エンディングの「Appearing
in Cleveland」は、スタン・ケントンに敬意を払った記念碑的佳曲です。フローレンスは、音楽的形成期(1965年代中頃まで)にケントン・オーケストラから創造的な考えを誘発されました。スピード感溢れる迫力のサウンドが楽しめます。 このアルバムの特筆は、とても美しいバラードが多いことです。バリトンのBob Carr、トロンボーンのBob McChiesney、そしてフローレンスの美しいピアノに魅了されるでしょう。(September 4, 2008) |