The Lady Sings...
Jazz and Blues
STOLEN MOMENTS
DIANA ROSS LIVE
これ程ゴージャズなアルバムは、そうそうお目に掛かれるものではありません。思いの丈、ダイアナの歌の世界に浸って酔いしれて下さい。
オールド・ファンには懐かしい、映画「ビリー・ホリディ物語」が公開されたのは１９７２年でした。ダイアナ・ロスは、この映画の中で不世出の大歌手ビリー・ホリディ役を演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされる程の素晴らしい演技で感動を与えてくれましたが、あれから２０年後の１９９２年１２月４日、ニューヨークのザ・リッツ・シアターで、同映画で歌われたビリー・ホリディの愛唱集を中心にした豪華なショウを催しました。このビデオは、その時の模様を収めたものです。
バック・バンドは、カーネギー・ホール・ジャズ・オーケストラのリーダー、ジョン・ファディス、編曲と指揮は、映画でも編曲と音楽監督を務めたギル・アスキー、そしてロイ・ハーグローヴ（tp）やフランク・ウエス（as）、ジェローム・リチャードソン（ts）、バリー・ハリス（p）、ロン・カーター（b）等、オール・スターズともいえる豪華なメンバーに、紳士淑女の客席が一体となってダイアナを盛りたて洗練されたミュージック・ワールドを醸し出しています。
ダイアナは情感を込めて、ビリーホリディの愛唱曲１８曲と、「この素晴らしき世界」他３曲を魅力たっぷりに歌い陶酔の世界へと誘います。
音楽の素晴らしさ、それを創り出す人間の素晴らしさ、そしてその芸術を享受できることの素晴らしさを、たっぷりと味わって下さい。