My Favorite Records of
Count Basie

Have a Nice Day
Arranged by Sam Nestico


1. Have A Nice Day
2. The Plunger
3. Jamie
4. It's About Time
5. This Way
6. Scott's Place
7. Doin' Basie's Thing
8. The Spirit Is Willing
9. Small Talk
10. You 'N Me
11. Feelin' Free

trombones :
Al Grey, Bill Hughes, Grover Mitchell, Melvin Wanzo, John Watson

trumpets :
Paul Cohen, George"Sonny"Cohn, George Minger, Waymon Reed
reeds :
Bobby"Jersey Bounce"Plater, Eric Dixon, Curtis Peagler, J.C.Williams and Eddie"Lockjaw"Davis 
rhythm section :
Freddie Green(g), Norman"Dewey"Keenan(b), Harold Jones(d), Count William Basie(p)

Recorded : July & August, 1971


 1957〜‘61年のルーレット・レーベル期に全盛を極めたベイシー楽団も、古巣クレフに復帰するや鳴りを潜めてしまいましたが、‘68年にアメリカ軍楽隊18年のキャリアを持つ名アレンジャー、サミー・ネスティコと巡り合い(Straight Ahead) 俄然元気を取り戻しました。
 このアルバムは、ネスティコとの
第二弾。前作同様珠玉の名曲揃いの上に、フレディ・グリーンのギターが滅茶苦茶に素敵な一枚です。オープニングは、そのグリーンを中心にしたリズム・セクションが大活躍の美しい曲 「Have a Nice Day」。デリケートなベイシーのピアノが聴き所。
 「Jamie」、スロー・テンポで、ミュートしたブラスのアンサンブルが美しいムード一杯の素敵な小品。
 「This Way」、グリーンのイントロから、柔らかなサックス・セクションとブラスのパワフルなアンサンブル。ベイシー・サウンドは快調です。
 「Doin' Basie's Thing」、ベイシーお得意のリズム・セクションからディクソンのフルート、そしてダイナミックなアンサンブル。ベイシーの絶妙なピアノにうっとり。
 「The Spirit Is Willing」、アル・グレイのブランジャーを大きくフィーテュアしたゴスペル。サックス・セクションの美しいアンサンブルがイイです。

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