This page is an introduction of the impressive album from my collection

Lincoln Center Jazz Orchestra
Wynton Marsalis Big Band

Jazz At Lincoln Center They Came To Swing


1. Take the 'A' Train
2. Black and Tan Fantasy
3. Express Crossing
4. Light Blue
5. Jelly, Jelly
6. Things to Come
7. Boy Meets Horn
8. Lost in Loveliness
9. Back to Bride
10. Tattooed Bride

trumpets :
Marcus Belgrave, Wynton Marsalis, Lew Soloff, Joe Wilder
trombones :
Art Baron, Wycliffe Gordon, Britt Woodman
saxophone :
Joe Temperley, Jerry Dodgion, Norris Turney, Bill Easley, Todd Williams
rhythm sectlon :
Sir Roland Hanna(p), Reginald Veal(b), Herlin Riley(d)

Conducted and transcribed by David Berger
Recorded October 10, 1992, Bardovan 1869 Opera House, Poughkeepsie, New York etc.


 このアルバムは、ウイトン・マーサリス率いるリンカーン・センター・ジャズ・オーケストラの‘92〜‘94年におけるライヴから編集されたものですが、上記記載のメンバー以外に各トラック間で移動があります。スピーカーが震えた瞬間、他の如何なるバンドとも一線を画す重厚なサウンドに驚きます。
 1988年、ニューヨークのリンカーン・センターによって創設されたこのオーケストラは、ウントン・マルサリスが音楽監督を務め、アメリカの生んだ偉大なジャズの歴史と伝統を今日に甦らせ、アートとしてのジャズを伝承する意図を持った優れたオーケストラで、「ブラッド・オン・ザ・フィールズ」により1997年、ジャズ・ミュージシャンとして初めてビュリッツー賞に輝いています。この賞でウイントン・マルサリスは作曲家としても現代のジャズ・シーンを代表する一人である事を再認識されました。更に彼のトランペットは、正に神懸かり的、言葉では表現しえない域に到達しています。
 このアルバムでは、デューク・エリントンを中心に、自身の作品とビリー・エクスタイン、セロニアス・モンク、ディジー・ガレスピーの作品を独創性豊かに具現化して、緊張感に溢れた見事なアルバムとなっています。

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