This page introduces a part of the collection from
the traditional big band performance that take Basie's vogue.

Frank Wess=Harry Edison
Orchestra: Dedicate to Count Basie


1. Jumpin' at the Woodside
2. The Very Thought of You
3. Blue on Blues
4. All Riled Up
5. This is All I Ask
6. I Wish I Knew
7. Whirly Bird
8. Li'l Darlin
9. Battle Royal
10. One O'clock Jump

trumpets :
Harry Edison, Snooky Young, Joe Newman, Al Aurons
trombones :
Benny Powell, Grover Mitchell, Al Gray, Micheal Gray
saxes :
Marshall Royal, Billy Mitchell, Frank Wess, Curtis Peagler, Bill Ramsey
rhythm section :
Ronnell Bright(p), Ted Dunbar(g), Eddie Jones(b), Gregg Field(d)

Recorded : Nov 11, 1989 at the "Kan-i Hoken"Hall, Tokyo


 カウント・ベイシー・バンドの往年のOBメンバーが揃った1989年11月11日、東京簡易保険ホールにおける富士通コンコード・ジャズ・フェスティバルの模様を収録したライブ映像。画質、音質共に優れ、スター・プレイヤーのゴージャスなステージを存分に楽しむことが出来る作品です。それにしても、この豪華な顔ぶれにはブッたまげます。恐らく日本公演の為に臨時編成されたバンドと思いますが、流石金満国日本、お陰でジャズ史上屈指のビッグ・バンド出身者を一堂に集め、個性と風格を味わう事が出来るのですから仕合せです。
 オープナーは、ベイシー・バンド18番の「Jumpin' at the Woodside」から。短いですが、のっけからマーシャル・ロイヤルのソロが飛出し、続いてテナーのビリー・ミッチェルがロング・ソロを披露、期待が膨らみます。M・ロイヤルは、「This is All I Ask」でも艶やかな音色のバラード・プレイで魅了、健在振りを聴かせます。そして中でも一番光っているのがアル・グレイ。「Blue on Blues」は、正に至芸といえる感動的なソロで聴衆を唸らせる。余談ですが、ハリー・エディソンのパフォーマンスは戴けません。何とも気味が悪いです。しかし、そんな彼らもこのコンサートから15年余が過ぎた今、多くが故人となってしまいました。最後の勇姿を映像で見ることが出来る大変貴重な一枚です。
 尚、この模様はCDでもコンコード・レーベルから「ディア・ミスター・ベイシ」のタイトルでリリースされています。(May 1, 2005)

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