This page is an introduction of the impressive album from my collection
Makoto
Ozone
No
Name Horses
1.
Toil & Moil 2. Stinger 3. Three Wishes 4. Carney (Rick Henderson / Arr. Makoto Ozone) 5. T For 2 (Eijiro Nakagawa) 6. Midnight Call (Toshio Miki) 7. Smokin' Burnin' 8. You're Not Alone 9. Cat Summit 10. Street Of Dreams (Samuel M. Lewis / Victor Young / Arr. Eric Miyashiro) piano,
hammond B3 organ; with
guests; Recorded
at Sony Music Studios Tokyo April 5-7, 2005 |
“超”の付く作品には、滅多やたらとお目に掛かれるものではありませんが、二つも三つも“超”の付く凄い作品が現れました。小曽根真率いる「ノー・ネーム・ホーシズ」のデビュー盤です。 先ずは、メンツが凄い事。我が国でも指折りの超実力派が顔を揃え、其々が終始圧倒的な存在感を放ち、白熱したサウンドを醸し出しています。オープナーは、勿論小曽根のオリジナルで、このオーケストラの持ち味を濃厚に表出したアップ・テンポの「Toil & Moil」。塩谷 哲のピアノ、安ヵ川大樹のベース、そしてドラムスが高橋信之介の強力なリズム隊をバックに、スピード感溢れるブラス・セクションと、うねるようなサックス・ソリ、加えて池田篤(as)の情熱的なソロにスイングしまっくり。ベイシーのスイング感、DRBBのモダニズムと精緻なアンサンブルといった伝統的なビッグ・バンドの王道を基本としつつ、現代的なスピード感に溢れたモダンなサウンドにすっかりのめり込んでしまいました。更に、このオーケストラを最新の録音らしいクオリティでサポートしていますから、出てくる音は躍動感に溢れた生き生きとしたもので、迫力もあって心地良いものです。 春のCD発売記念ツアーに続き、夏にもツアーが行われるそうです。(February 12, 2006) |