My Favorite Records of
Count Basie
Cafe Society Uptown, 1941
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CD 1 1. There 'll Be Some Changes Made 2. You Betcha My Life 3. Tuesday At Ten 4. One O'clock Jump 5. Yes Indeed 6. Tom Thumb 7. 9:20 Special 8. Basie Boogie 9. Gone With "What" Wind 10. Diggin' For Dex 11. Be Fair 12. Love Jumped Out 13. Tune Town Shuffle 14. My Melancholy Baby 15. Every Tub 16. You Can't Run Around 17. jumpin' At The Woodside 18. One O'clock Jump CD
2 saxes
: Recorded :
CBS Broadcast recorded at Cafe Society Uptown, New York. |
1941年秋、ニューヨークの黒人バンドを売り物とする最も洗練されたナイト・スポットの一つ、モンローズの「カフェ・ソサエティ・アップタウン」における7週連続公演を収録したものですが、デッカのスタジオ録音と違って、ライブ特有の熱気溢れる様子が捉えられた楽しいアルバムです。因みに、もう一つのクラブが、チャーリ・クリスチャンのアルバムで有名な「ミントンズ・プレイハウス」といえば、当時のハーレム(当アルバム)の雰囲気が伝わってくると思います。当時のベイシー・バンドの人気の程を示すニューヨーク・タイムスの読者投票がライナー・ノーツに記載されていますが、Count
Basieは11,200票でトップ・バンドの座を占め、次いでDuke
Ellington 11,160票、そしてErskine
Howkins' 10,900票であり、ベイシーの人気の程が伺えます。この投票結果は、1940−41年のメトロノーム投票に引き継がれました。 急速調の「Swubgubg The Blues」は、当時のベイシー・バンドの実力と人気の程を示す壮絶プレイで、当アルバム屈指の一曲。Count Basie(p), Freddie Green(g), Wallter Page(b), Jo Jones(ds)のオール・アメリカン・リズム・セクションの躍動感と、Dicky Wells、Buddy Tate、Buck Clayton、Don Byas、そしてHarry Edisonの其々が個性を発揮して素晴らしいソロを展開しています。この時期の名盤の一枚に挙げられるでしょう。 |