すだれ
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すだれ(掛け簾)
市販すだれを特大仕様に! 

               
 我が家では数年前から掛け簾を愛用しています。”日よけ”はもちろんのことですが目隠しを目的としても使っています。
ほとんど年中掛けており、傷みも激しく掛け替えを余儀なくされます。安いと言っても頻繁に交換すると"ばか"になりません。またゴミにもなります。少しでも長持ちさせようと、3年前からしっかりした太めの簾を使っていますがどうしても先に糸がぼろぼろになり切れてしまいます。その部分は都度、タコ糸で補修し使っています。
私の経験から簾は雨に繰り返し打たれると油分がなくなり”もろく”折れやすく、またカビが生え、最後には腐ってしまいます。
長持ちさせようと思えば雨にさらさないことです。
 
 今回、和室の縁側用に新たに購入したのは、幅90cm×長さ160cmと幅90cm×長さ90cmで本当は長さ250cmのものがほしかったのですが市販品では180cm(在庫なし)が最大らしく、やむなく長さ160cmと長さ90cmの2枚(3組)を継ぎ足すことにしました。(繋ぐ作業は少し面倒な上、手間がかかりますね!”イライラ”してきます。)
 
                  
 現在、窓枠のサッシ上部に簾専用ステーを取り付けています。ねじ部分の錆びが気になって取り外して見るとサッシ枠が重さで変形し、ねじの締め付け部分が腐食していました。また、窓との隙間がなく圧迫感や風にあおられ窓をたたく音が気になるため、軒先に掛けることにしました。
 モルタル壁に穴を開けるのは不本意ですが軒先の内側に見栄えの良いステンレス製のステーを取り付けて掛けることにします。

 
          

        
 雨・風を避けるために巻き取り機能を仕込むのですが長さ250cmの重さは2kgあり市販のものでは対応できず自作することにしました。引きひもに太さ3mmのタコ糸50m、吊り下げ用の竿として塩ビパイプ90cm×3本・ソケット2個・エルボ1個・キャップ1個(水道管用)を用意、90cm×3本にしたのは、通す作業が簡単・収納時もコンパクト・増設も可能なためです。塩ビ管にそれぞれ二箇所穴を開けタコ糸を通し、パイプを継ぎ合わせて(接着していません)ステーに掛ければ完成です。