今日の海&写真
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2008.2.7 (木)
〜 2.11 (祝・月)
 <番外編:海外ツアー報告>  ニューカレドニア ツアー
1日目は・・・

関西空港 →
ヌメアへ

 真冬の日本を飛び出して、行って来ましたニューカレドニア!
 5日間のツアーの様子をご報告します。
 
 飛行機はエアカラン航空。ニューカレドニアはフランス領なので、
 機内では「ボンジュール!(こんにちは)」の声が飛び交い、
 機内食には美味しいフランスパンやチーズが出されました。
 正午に飛び立って、ニューカレドニアまで直行で約8時間。
 赤道を越えて南南東約7000km、シドニーの北東まで一気に南下しました。
 
 現地に到着してタラップを下りれば、南国の熱気に包まれて汗がたらたら・・・
 空港からバスに乗ってホテルへ移動し、明日の用意を済ませてベッドに横になった
 のは午前2時。日本との時差は2時間(日本は午前0時)、乗り継ぎがなかった
 ので、この頃は(?)まだ元気でした。 
 
 翌日から3日間のダイビングが始まりました。
 巨大なダイビング船には船長のラウルさん(ジローラモ似のフランス人)と
 日本人ガイドの尚子さんがいて、ゆっくりと1時間、ポイントまで移動しました。
 ニューカレ初ダイブはマンタポイント。なんといきなりブラックマンタが登場し、
 何度も目の前を悠々と泳いでくれました。
 2本目は88年に沈んだ軍艦デュポワーズへ。海底には全長50mの巨大な船が沈み
 現地ガイドの案内で船内にも入ることができました。

   
   ダイビングボート     ブラックマンタ      沈船(甲板)

 2日目は、早起きして朝市へ。
 たくさんの野菜、色鮮やかな果物、花、肉、魚が所狭しと並べられていました。
 敷地内のカフェで、クロックムッシュ(ハムとチーズを食パンで挟んだホットサン
 ド)と、ボールサイズの巨大カフェオレの朝食を楽しみました。
 ダイビングでは2日目とあって、とてもエキサイティングな海に入ることに。
 流れがとても早く、素早く潜降しないとグループとはぐれてしまうほど。
 しかし、そんな海だからこそ、何匹ものオグロメジロザメや大きなバラクーダ、
 ギンガメアジが一度に登場するパワフルな海に、みんな感動でした。
 
   
     船の上で      美しい珊瑚が一面!   トルコレイエ(ウミヘビ)

   
  トンガリサカタザメ    ヌメアの街を一望    地元の元気な子供たち
 
 午後1時にはダイビングを終えてホテルに帰ってくるので、午後はバスに乗って
 街へ観光に出かけました。
 観光スポットとして有名な「セント・ジョセフ大聖堂」では、窓にはめ込まれた
 30ものステンドグラスがとてもキレイでした。
 丘に上がってヌメアの街を一望したのですが、あまりの暑さに汗びっしょり、
 体力勝負の観光となりました。(ここから疲れが蓄積?)
 通貨はフレンチ・パシフィック・フラン。お札にはモンガラカワハギが描かれ、
 コインは500円玉より大きいものもあり、財布がすぐいっぱいに。
 メラネシアとフランスの文化が融合したリゾートなので、
 原色の似合う笑顔のやさしいメラネシアンや、粋なシャツを着たフランス人が
 行き交う不思議な街でしたが、誰もがやさしく、とても居心地のいい国でした。

2・3・4日目は・・・

ヌメア 滞在
5日目は・・・

ヌメア →
関西空港へ
2008.2.23 (土)  天候:晴れ  海況:波2→3M、うねり(中)  透視度:10〜12M  水温:16〜17℃
1本目は・・・

島廻り
 
 1本目。水中は少し濁っていましたが、冬の島廻りを約40分間じっくりと探索。
 岩壁には体長5cmほどのあずき色のカエルウオをはじめ、
 黄色い水玉が派手なサガミリュウグウウミウシ、コブダイなどが見れました。
 
 低気圧が近づいていたので午後から荒れるだろう予測していましたが、
 早くも1本目のエキジット時には猛烈な風が吹きはじめ、うねりと波も次第に
 大きくなっていきました。
 残念ながら2本目は中止、午後は温泉ツアーとなりました。

 猛烈な風は夜も吹き続け、そして気温もグングン下がっていき、
 なんと!南国・串本に雪が降りました。写真右がその光景です。
 港を照らしている照明を見上げれば、夜のスキー場?と錯覚するほどの大粒の雪が
 長い間降り続け、思わずシャッターを切りました。

   
2008.2.24 (日)  天候:晴れ  海況:波1.5M  透視度:15M  水温:15〜17℃
1本目は・・・

白島
 
 昨夜降った雪は残念ながら?積もることなく、うねりも大分おさまっていました。
 安指港には釣り人が集まり、いつもの風景が広がりました。
 
 1本目は白島。ここ2ヶ月ほど根付いていたフリソデエビはどこかへ引越し?
 残念ながら姿を見ることができず・・・しかし、各所に根付く生物をじっくり観察し、
 2本目の小島へと移動しました。
 魚探に出る水温はなんと15℃前後・・・きのうの荒海で水温が一気に下がって
 しまいました。
 黒潮が近づいて水温と透明度を一気に上げてくれることを願います☆

   
2本目は・・・

小島