2006.8.15 (火)  天候:晴れ  海況:風波強 ・・・  悪天のためクローズ
 
 10・11号と、またしてもやってきた台風。
 きのう午後から、台風10号のうねりが入り始めたのでクローズを決定。
 翌朝、磯にはうねりの波が崩れるものの・・・ あらら? 沖はいつもと変わらない様子? 台風はどこへ・・・?
 
 しかし、昼前から風波が強く吹き出し、外洋の海面には白い波がぴょんぴょん飛び跳ねていました。
 明日16日はクローズとなります。ダイビングを予定されていたみなさま、誠に申し訳ありません。
 台風が何事もなく通り過ぎて、一日も早く穏やかな海に戻ることを祈るばかりです・・・☆
2006.8.1 (火)  天候:晴れ  海況:波1.5M  透視度:15〜20M  水温:28℃
1本目は・・・

浅地
 
 今日は海の青さが際立ち、浅地では船上から根の形がクッキリ見えるほどです。
 エントリーすれば、すぐにダイナミックな浅地の地形が目に飛び込んできました。
 潮は東から来ていたので、本根をじっくり探索しました。
 浅地には海中遺跡らしき箇所がいくつかあって、直径1Mほどの支柱が埋め込まれ
 ていたような真ん丸な穴が2つ並んだ場所があります。アンカーから近い場所に
 あるので、ぜひ見てみてください。とても不思議な気持ちにさせられますよ。
 

朝から穏やかな気持ちのいい海だったので、
ダイビングの合間の休憩は船上で過ごすことにしました。
船のエンジンを止めれば、本当に静かでサイコーです。
船上での昼寝は格別気持ちがいいので、ぜひお試しください。
 
2本目は・・・

島廻り
2006.8.5 (土)  天候:晴れ  海況:波0.5〜1M  透視度:10〜12M  水温:25〜28℃
1本目は・・・

役所出し
 
 今日の1本目は役所出し。根の上ではキンギョハナダイが群れる中、ツユベラや
 ミナミハコフグの幼魚、グレの大群などが見られました。
 2本目の島廻りでもシラコダイの大群や各種エビが多様に姿を見せてくれました。
 
 今日の水中は2本とも少し濁っていました。
 こんな日は魚もあんまり見れないような気持ちにさせられますが、
 足元を見れば実はけっこう珍しい生物が見つかったりします。
 でもあんまり集中しすぎて、バディに置いていかれないようにしてくださいネ。
2本目は・・・

島廻り
2006.8.6 (日)  天候:晴れ  海況:凪→1M  透視度:12M  水温:25〜27℃
1本目は・・・

Mポイント
 
 今朝はみんなで早起きをして、久々にMポイントへエントリー。
 ここは流れていることが多いポイント。しかし今朝はタイミングよく
 入ることができました。潜降すれば、雲のように群れているキンメモドキに遭遇。
 その巨大な群れはずーっと遠くまで続いていて、本当にスゴイ光景でした。
 その他、巨大ハタやイセエビの群れ、私達の後をずっとついてくるフレンドリーな
 カンパチの群れも。やっぱりMポイントは侮れません・・・。

3本目の小島では、アーチの岩穴いたるところにイセエビ!
まさにイセエビ天国!
水玉模様のかわいいモンガラカワハギも登場しました。
また、エキジットしようとアンカー付近に戻ってみれば、
ナンヨウツバメウオに遭遇。かなり人懐っこく私達の周りを
グルグル。本当にカワイかったです。
2本目は・・・

島廻り
3本目は・・・

小島
2006.8.12 (土)  天候:晴れ  海況:波1〜1.5M、うねり小  透視度:12〜15M  水温:27〜29℃
1本目は・・・

島廻り
 
 今週半ばに7・8・9号と、次々にやってきた台風。串本への直接的な被害は
 ありませんでしたが、その余波なのかうねりが少し残っていました。
 
1本目に浅地を狙いましたが、沖はビックリするほど
流れが速く、現地漁師の方も驚くほど。
・・・というわけで、島廻りと白島に潜りました。

最近、浅い所でよく見かけるカンムリベラの幼魚。
背中の鮮やかなオレンジと、ヒラヒラと泳ぐ姿が愛らしく
ダイバーの人気者です。しかし、成魚になると額が突き出て
全身が黒っぽいグリーン色に変身。体長は1メートルにも
なりとっても地味でおどろおどろしい姿になります・・・。

2本目は・・・

白島
2006.8.13 (日)  天候:晴れ  海況:波3M、風波中  透視度:15〜25M  水温:28〜30℃
1本目は・・・

島廻り
 
 今日も沖は速かったっ!浅地はまたしても入れないので、島廻りへ向かいました。
 流れはありましたが浅地ほどではなく、ロープを使って順々にエントリー開始。
 透視度は抜群によく、すっこーん!と20M以上見えました!
 透明な水中では、赤や黄色のイソバナが鮮やかに映え、青一色の水中でパッと花が
 咲いたように華やかに見せてくれるレンテンヤッコも綺麗でした。
 
 笹江田では、カンパチの幼魚が100匹もの群れで、ダイバーの周りをグルグル。
 キンメモドキの数も増えてきたので、これからが楽しみです。
 
           
2本目は・・・

島廻り
3本目は・・・

笹江田
2006.8.14 (月)  天候:晴れ  海況:波3M、風波強  透視度:15〜20M  水温:28〜29℃
1本目は・・・

島廻り
 
 今日も見上げれば真っ青な空。海の色も青くまさに夏の海といった感じです。
 しかし、きのうに引き続き東風が強く、水面は風波が白く立ち上っていました。
 
 小島では水面が少し流れていましたが、水底に入れば流れの影響はあまりなく、
 のんびりと潜ることができました。
 アーチでは太陽の光が差し込んで、明と暗の幻想的な光景が広がります。
 一見静寂な姿を見せるアーチは、実にたくさんの生物が住処にする空間。
 アカマツカサやイセエビがびっちりと群れ、たまにイザリウオがひょっこりと
 顔を見せたりします。魚派も地形派も楽しめるポイントです。
 
          
2本目は・・・

小島
今日の海&写真
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2006.8.20 (日)  天候:晴れ  海況:波1.5M  透視度:15〜20M  水温:27〜29℃
1本目は・・・

島廻り
 
 朝、空を見れば快晴!しかも、海はいつもどおりのおだやかさ!
 1本目は島廻り。潮は東から少し流れていましたが、台風の影響で予想されていた
 濁りは全くなく、透視度は20Mもありました。
 
 今日も岩根には生物がたくさん。まず岩壁には体長10pの真っ白イザリウオ。
 「えっ、見つかってしまったの!?」そんな表情を、カメラでパチリ!
 何枚も撮る姿に「もういいでしょ〜」と聞こえてきそうな表情の1枚でした。
 また、ゴイシウミヘビも登場し、モデル並にポーズしてジーっとレンズを凝視。
 その他、水底にはアカエイが元気に泳いでいました。
 
 2本目は浅地。
 近頃、流れが速く潜れなかったポイントですが、今日はほとんどなく、
 みんな次々にエントリー・・・浅地の地形がよく見渡せるほど透明な世界が広がり、
 トンネルの中には、ハタンポがぎっしり群れていて右往左往。すごい数でした。
 その他、オルトマンワラエビが大小3匹、モンハナシャコなどがいました。
 写真右はトンネル内部から撮影したもの。太陽の光が差し込んで幻想的でした。

   
2本目は・・・

浅地
2006.8.19 (土)  天候:くもり時々雨  海況:波3M、うねり中  透視度:5〜7M  水温:29℃
1本目は・・・

久美屋前ビーチ
 
 朝からくもり空。九州に上陸しゆっくりと北上を続けた台風10号の影響で、
 外洋の海面には、白波とうねりが残っていました・・・。
 昼を過ぎても波がおさまらないので、ボートは中止。
 浅地や島廻りに入れないこんな日は、ビーチに入って整備作業です。
 夕方から波がおさまってきたようなので、明日の海に期待です。
 
2006.8.26 (土)  天候:晴れ/一時雷雨  海況:凪  透視度:15〜25M  水温:27〜29℃
1本目は・・・

島廻り
 
 8月最後の週末。晴れた空、そして海はベタ凪で最高のダイビング日和です。
 1本目は島廻り。ボートから水面を見ればハッキリと岩が見えるほどクリアな海。
 水中ではグレやイサキが大群で移動、根の上は多くの魚でにぎやか一杯です。
 “あーダイビングっていいよなー”って思う瞬間。
 いつまでも水中にいたい気分でした。
 
 そして2本目。ボート出港の時、北の空から黒い雲が近づいて雷がゴロゴロ・・・。
 ポツポツ降りだした雨は、ポイントに着けばどこが陸か分からないほどの大雨に!
 そんな中、浅地と小島にアンカーを打ってみましたが流れが早くて白島へ。
 着いた頃には雨も止み空は明るくなっていました。

 白島でも透視度はよく、お散歩ダイビングをなんと60分楽しみました。
 ガンガゼの棲む岩窟にノコギリヨウジがペアで泳ぎ、扇状の尾びれがカワイイ。
 その他、特大エイに遭遇するというラッキーなグループもいました。
 
            
2本目は・・・

白島
3本目は・・・

島廻り
2006.8.27 (日)  天候:晴れ  海況:凪  透視度:20M  水温:27〜28℃
1本目は・・・

島廻り
 
 今朝は最高の海を狙うためみんなで早起き。
 いつもなら就寝中の時間にボートに乗りこみ、いざ!ヨリコバへ。
 しかし、流れが早ーいのなんの!
 つぎに向かったのは浅地。魚群探知機を見れば魚がいるいる!
 しかし、海面は川のように 流れていました・・・トホホ、残念。
 しかし、きのうに引き続き今日の2本も透視度がよく、
 心地いい水温なので本当に気持ちがいいダイビング。
 気づけばあっという間に50分を超えていました。

島廻りではニザダイが大きな塊になって泳ぎ迫力満点。
イザリウオやケサガケベラ、そしてなんと1センチほどの
小さなキンチャクガニがいました。
小さい体でもしっかりポンポン振っていましたよ。
小島ではイセエビ、タコ、モンハナシャコなどなど。
2つのアーチもキレイでした。
また、今日の海で祝100本記念ダイブを迎えられた
ご夫婦ダイバーとみんなで水中記念写真を撮りました。
2本目は・・・

小島
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