01.9.9 くるみ保育園 運動会 (後編)
前半で恥ずかしいところを見られてしまったぽんちゃん。後半に挽回することができるのでしょうか。また、凌くんが起こした大事件とは!?。注目の後編の始まりです。
凌くん事件
ママが抱っこでコローンに出ている間、パパは撮影に必死だったので、凌くんはひとりで遊んでいました。知らない家族の中に混じって勝手に水筒のお茶を飲もうとしたり、いすに座ったりするのをパパは遠くから見ていました。しばらくは、パパも凌くんのことを時々見て確認していたのですが、ぽんちゃんの順番が近づくとそれどころではなくなって、見失っていたのです。競技が終わり、凌くんがいたあたりを見ましたが、凌くんは見あたりません。ママが帰ってきて、｢凌くんは?｣と聞いたとき、パパは｢知らん｣と言うしかありませんでした。
きっと人混みの中にいて、他人のものに勝手に手を出しているに違いない。そう思ったパパとママは保護者席の中を順番に見ていきましたが、凌くんはいません。いったいどこに行ったのでしょうか。でも凌くんはすぐに見つかりました。この日、運動会は市の広いグラウンドの端っこでやっていたのですが、凌くんはひとりでずーっと向こうのグラウンドの反対側の端っこでしゃがみ込んでいました。ママが連れに行くと、凌くんは｢あいたん(=アリさん)いっぱい。｣とか言いながら、アリの行列をずっと見ていました。もちろん、すぐに強制連行されたことは言うまでもありません。
お花のマグカップ
これは園児たちが輪になって手をつないでダンスするのですが、何事もなく終わりました。やはり手をつないでいると単独行動がしにくいのでうまくいくようです。
不思議なハム太郎
これはどうやら唯一、ぽんちゃんがちゃんと踊れる演技だったようです。ハム太郎のお面をかぶせてもらったぽんちゃんはみんなと一緒に丸く並んで元気におしりを振ったり飛び跳ねたりできました。
おみやげ競争
最後のおみやげ競争は凌くんも参加できます。がんばってね。競技内容は、競争といっても、順番に走って行ってかごにおみやげをもらって帰るというものです。最初は凌くんが、次にぽんちゃんがママと手をつないでおみやげをもらいました。よかったね。おみやげは画用紙の落書き帳、24色サインペン、かっぱえびせん(小袋)、チップスター(ハーフサイズ)でした。でもパパとママはこの時、これから起こることを想像して、24色サインペンに脅威を感じていました。なぜかな?。
後記
今回はおじいちゃん、アーちゃんがいなかったし、凌くんも加わって、さらにデジカメもあるという、とても忙しい運動会でした(もちろんパパとママにとって)。でもぽんちゃんは去年と違い、ママたちを見ても泣くことなく、みんなと一緒に参加できたし、ちょっとダンスもできるようになりました。小さい組の子供たちがグラウンドで泣いているのを見ると、うちもあんなだったなーと、懐かしくなり、笑ってしまいます。ぽんちゃんはおうちに帰ってからも上機嫌で、不敵な笑いを浮かべたままハム太郎をエンドレスに踊ってくれました。そして二人とも(主犯は凌くんだったが)、サインペンで家中至る所に(両者の体中およびたたみなど)たくさん落書きしてくれたことは言うまでもありません(涙)。そしてサインペンのうち、何本かはその日のうちにつぶれました。来年はもうちょっとかしこくなっているのでしょうか・・・。
