国指定史跡 大中遺跡(播磨町)

大中遺跡は、1962年に発見された弥生時代中期から古墳時代中期(約1800年前)の遺跡で、いろいろな形の竪穴住居跡が約60棟ほど発見されています。(全体では、500棟以上と想像されています。)

出土品は、土器および土製品で、つぼ形土器・かめ形土器・器台形土器・飯蛸つぼ・高杯など多くの種類のものが発掘されています。
特に、大量に出土した飯蛸つぼ(イイダコを獲るための蛸壺)や土製のおもりから当時漁業が盛んだったことが想像されます。

敷地内には、茅葺の住居が2棟復元されています。
 参考文献
 県教委会 埋蔵文化財調査事務所発行 「大中遺跡発掘調査ニュース」

第19次発掘調査の状況 (撮影 2002.08.10)

播磨町郷土資料館
 大中遺跡に隣接し、大中遺跡の出土品や資料などの展示。
 また、歴史講座・古代体験教室などが実施されています。
開館 10:00〜18:00(4〜9月)
    10:00〜17:00(10〜3月)
休館 月曜日、毎月10日、第4日曜日、祝日の翌日
    年末年始(12月28日〜1月4日)、特別展前後
〒675-0142
加古郡播磨町大中396-1  Tel. 0794-35-5000
JR土山駅より「であいの道」を歩いて15分
山電播磨町駅より、喜瀬川沿いに歩いて20分
  播磨町郷土資料館のホームページへ

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