「ハングルコミュニティ」(韓国の文化、言葉を知ろう)はじめました。


 韓国と日本は長らく「近くて遠い国」と言われてきました。
実際、対馬から朝鮮半島が見えるといいます。ちょっと日本史を見ましても、凡そ古代日本国家は韓国文化が色濃く、飛鳥時代の「法隆寺」の建築技法や仏像を作る仏師などはすべて朝鮮からです。地理的にも、朝鮮半島と日本列島は小船で往来が有り得ますから国家成立以前から交流していたと考えられます。
 言語学的にみましても西洋人からみれば、両国は同じ言葉を話しているように聞こえるそうです。
文法が似ているといえどもこれほど似ている言葉はありません。「てにをは」があることさえ驚きですが、「〜が(ガ)」「〜へ(エ)」はまったく同じで、ここまでくれば方言といってもいいほどです。ですから韓国を知れば知るほど、親しみがわくのです。これは韓国の人が日本語に対しても同じかもしれませんね。

 深い交流があった日韓でしたが明治以降がらりと変わります。それは終戦まで続き、深い溝を作った日本は韓国に対する「過去」を改善するため長い時間をかけたとはいうものの、その効果は遅々としたものでした。しかしながら「今世紀最大の奇怪現象の一つ」といわれるであろう「冬ソナ効果」はあっという間に日韓の「距離」を縮めてしまいました。いってみればその2人の主人公があれほどシコリのあった日韓問題を劇的に変化させたのです。そして日韓は最早、本来の姿、「近くて近い国」へ向っています。より多くの日本の人たちがこの「効果」に乗っていけば、よく似た言語を話す、よく似た顔立ちの人たちに、さらに親しみを持ち、本当に日韓は「近くて近い国になるような気がします。

といって「けれど難しいことはちょっと」とか「学習能力がついていけないかも」などの心配は不要です。何の強制もありませんし、雰囲気だけ味わって頂くだけでもOKです。
 「ハングルコミュニティ」と命名したのは、しんどそうな「韓国語教室」「朝鮮史講座」のイメージをなくし、気楽に韓国の文化・言葉を語ってきたいという思いから名付けました。そして少しでも多く続けていけば、「自然に韓国語を覚えていた」というふうになることを願っています。

 韓国語初めての方(こういう私も初めて)でも、韓国語を使える場がほしい方、朝鮮文化にちょっと興味のある方、どなたでもお気軽に覗いてみて下さい。特に在日の方なども来て頂けると大変嬉しいですね。
どうぞ宜しくお願いいたします。



参加者条件無し。
費用:週1コース月謝\1000。週2コース月謝\2000。一回カンパ300円〜
講師:それぞれの曜日を担当してくださる豪華講師陣。
日時:@毎週火曜日の夜19:30〜21:00 
   A毎週金曜日の夜19:30〜21:00 
   *スペシャルディ・・・月一回は土曜の10:00〜13:00(カンパ\300〜)
場所:突然ですが、場所を変更することになりました。落ち着きましたら掲載いたします。
   それまでは臨時の場所になります。
お問い合わせは:大垣(090−7884−4452)まで。


尾辻かな子さん(大阪府会議員)の講義は終了しました。



府会議員の尾辻さんが5回にわたってハングル初級講座を
講義してくださいました。

大変熱意のある講義お疲れ様でした。
そしてカムサハムニダ

左写真の尾辻さんの持っていいるテキスト、大変いいです。
良ければ買ってください。2300円です。

下2枚も尾辻さんの講義風景。
尾辻さんは学生時代に9ヶ月ソウル大学に留学していました。

尾辻さんのHP。http://www004.upp.so-net.ne.jp/otsuji/
下2枚の写真は呉さんの朝鮮史のご講義。ちょっと難しかった・・


          ↓いつも熱心な李さんです