メッセージ   2012年 10月 14日

「この福音に生きて」2
    (エペソ人への手紙2章1〜10節)

神を信じ神と共に生きることは人生を豊かにする。
ではなぜキリスト教=聖書・福音なのか。

一つには出会いということがある。私たちはさまざまな宗教や「神」と呼ばれるものを一つひとつ確かめながら「キリスト教」を選んだわけではない。まさに神様の導きによってとしか説明のしようがない形で、教会あるいは聖書との出会い、そしてキリストと出会った。  

客観的な材料として、世界の宗教人口で一番多いのがキリスト教であるという点をあげることができる。全体の三分の一近くはキリスト教である。ただし、その半分はカトリックで、プロテスタントはカトリック人口のさらに三分の一程度である。もちろん多いから信じると言う話ではない。また一方で、イスラム圏での人口増加率から考えると、近い将来キリスト教人口を逆転するだろうと考えられている。

そんな中で改めて福音信仰の良さ、信じて良かったということを考えてみると・・・ @人の都合によって生み出された宗教ではない。神が主である。 Aご利益主義ではなく、愛の神、絶対の神がすべてを支配しているという前提に立っている。結果として B災いや苦しみを受け止め、そこに意味さえ見出すことができるようになる。 C人の努力やがんばりが求められていない。信じるだけで救われる。 D罪の問題とそこからの救いを神の側から一方的に示された。だから E悩むことはあるが死の問題さえ解決済みだから安心して生きてよい。

あとは愛の神に支えられて生きるならそこに温かい人の輪ができる。