メッセージ   2012年 5月 20日
 

「ペンテコステと福音宣教」 使徒の働き2章39節

ペンテコステの出来事、すなわち聖霊が激しく降ることによって、弟子たちの宣教の働きは始まった。イエス様を裏切り、あるいは息を潜めて隠れるようにしていた彼らだったにもかかわらず・・・である。その結果として、現代の日本に生きる私たちにまで福音は伝わった。


特にペテロの言葉の中にある「遠くの人々・・・」にも救いがもたらされると言う表現、すなわち異邦人がそのままで救われるというメッセージは、当時のユダヤ人たちには受け入れがたいものであったはずであるし、実際初代教会はこのことで混乱に陥ることになる。しかし、この宣言によって私たちもイエス・キリストの救いにあずかった。


私たちにも聖霊は臨んで下さっている。宣教の使命が与えられている。とは言え、福音を伝える方法やスタイルは様々である。どれが良いとか悪いとかと言ったものではないし、数を云々することも危険である。そう理解した上で、今回、久しぶりに教会の外に向けての大きな働きを計画した。オンギジャンイのコンサートと竹本兄の講演会である。新聞に折り込みを入れるというのは20年ぶり…それ以上?のことではないだろうか。


教会に人を誘ったり、集まってもらいやすい環境を整えたりするにはふさわしい集会である。せっかくの機会を、私たち一人ひとりのスタイルに合わせて生かすことが出来れば幸いである。弟子たちを立たせたのと同じ聖霊が私たちをも支えてくださっているのだから・・・。