2009/8/24
CANDYBRUNCH / SUPPERHEADS
( ? / TANGERINE / CDS )




気合いの入ったレビュー期間も、あと少しということで
やっぱり北欧モノも、ひとつくらい入れときたい!
てなわけで
個人的には好きすぎてしょうがないバンドをついに出します。
今までレビューやろうやろうと思いながら延ばしてきてたのは
実は好きすぎて何書いていいか判らんかったからなんです。

情報が少なくてよく判らないのですが
初期シングルはかなりの枚数が出てる模様。
(ほしい・・・・・。)
フィンランドのバンドであのパンジーズとも仲良かったみたい。
音の方は北欧の名バンド大集合的
ワナダイズ・エッグストーン・レスリーズ直系のサウンド。
時折A-ha ばりのハイトーンボイスをかましてくれます。

で、このシングル・・・・
いきなり発表年がわからない・・・。(笑)
Candybrunchというタイトルの曲は無くて
1曲目は ' One And Only '
後で紹介するファーストアルバムにも収録されていますが
このVerの方がキレ・コク共に数段良いです。
軽マンチェな雰囲気もありますが
この泣きメロの洪水に
いつ聴いてもやられっぱなしです。
もはや演歌級です。

以前お誘い頂いたイベントの北欧セットでコレかけた時
凄いみんなジャケ見てましたから
相当良い曲だと断言しておきます。

他3曲はALLアルバム未収。
ちょっと流れの悪いAメロの曲なんかもありますが
サビでグッと来る感じの泣き泣きテイストで完敗です。
最後の' This is The Day ' はシンディー・ローパーもしくはバービー・ボーイズの「チャンス到来」を思い出させる曲です。(笑)


BREAKFAST / SUPPERHEADS
( 1995 / TANGERINE / CD )




1stアルバム「朝ごはん」です。
このバンド名で「朝ごはん」(笑)
バンド名の由来のひとつはどうしても「S」ら始まる名前にしたかった
というスミス・ファンですね。

ネオアコ・ファンは一番受け入れやすいアルバムなのではないかな?と思われます。
この頃は男女混声の曲もあります。

1曲目 ' Twentysomething ' のいきなりのラッパの爽快さや
2曲目 ' Happy Ever After ' のアコギの紡ぎイントロ
4曲目上記シングルの別Ver ' One And Only ' はややムーディーでやや遅いテンポ。
6曲目 ' Easy ' でのライトニング・シーズばりのイントロとか
9曲目 ' Shooting Star ' は女性ボーカルから始まるネオアコ・ソング
トータル的にやはり曲が凄い好きなんですよね。
音的にダメな感じの曲もあるんですけど
メロディーで持ってかれます。


LUNCH / SUPPERHEADS
( 1996 / FAZER / CD )




2ndアルバムは「昼ごはん」
昼は食べない人が多いからなのか
このアルバムが一番見つかりにくいと思います。

朝よりは元気だなあという感じで
リズム隊がガッチリしてきてます。

見つかりにくいアルバムで恐縮なのですが
これが超名盤なんですよねー。

ネオアコ、パワーポップ、北欧モノ好きの全ての腹を満たしてくれる
とんでもない昼ごはんがこれです。

レスリーズ的な曲のフックが爽快な1曲目 ' Summer Forever '
2曲目 ' Umbrella Song ' はニルヴァーナのアレとサード・アイ・ブラインドのアレを北欧ポップにしたカッコいい曲。
(イントロでちょっと笑ってしまう・・・。)
ネオアコAメロからいかにもなサビに流れ込む3曲目 ' Pillow In Your Bed '
曲ごとに全て書きたいけど先がまだまだあるのでこの辺で。
後ろがほんの少しダレますが
自分的には渾身の一枚。
大好きすぎる。

車で聴くとかなり気持ちイイです。


BUNNY / SUPPERHEADS
( 1996 / TANGERINE / CDS )




レーベルがまた戻ってるところが
不思議な感じ。

2ndアルバムからのシングルカット。
このカーディガンズとエッグストーンを足したような始まりから
サビの♪ハニハニハニーアイラビューベイベ、ファニファニファニーユラミートゥーに流れる
こみ上がりっぷりが何回聴いてもいいな。
これも名曲ですなあ。
北欧好きにはたまらんはずだけどなあ。

もう一曲はアルバム未収の ' Smart '
えらいロケンロールなリフで面食らいますが
やっぱりサビでその辺のことを忘れさせてしまう
ナチュラル・ボーン・スカンジナビアン・ポッパーなんですわ。(笑)


DINNER / SUPPERHEADS
( 1997/ SPIN FARM / CD )




予想通り3rdは「晩ごはん」なんですよね。(笑)
で、案の定、晩はもっと元気!みたいな仕上がり。
かなり性急でつんのめるような曲もありますね。

1曲目 ' On/Off ' はワナダイズあたりをホーフツさせるイキの良いナンバー。
♪ビミミミー
4曲目 ' Sweet Nothings ' は、もはやメロコアっぽさまで醸し出してます。
6曲目は力が抜けた彼等らしいネオアコソング ' Coffee Girl ' でシングルカットもされています。

個人的には終盤のネオアコではないけど
力が抜けた曲が好み。
ちょっとピクシーズみたいなAメロの ' My Green Eyed Monster ' のサビ
続くビートルズが下敷きの ' Lunar Orbiter '
最後の ' Oxygen ' の泣きバラード。

ごはん3部作では一番聴かないけどやっぱりいいもん持ってると確信した次第。
これのみ国内盤が出ております。
(ボートラ3曲=1stから2曲+ ' Coffee Girl ' のカップリング1曲。)


SUPPERHEADS / SUPPERHEADS
( 1999 / ODOR / CD )




続く4thアルバムは、タイトルがどうなるのかと超期待しましたが
セルフタイトルです。
(何も思いつかなかったんでしょうなあ。笑)

中古で見つけたときは
ワクワクしてCDトレイに乗せたものですが
なんと打ち込みになってしまったんです。(泣)
スクラッチ入った曲とかもあります。

かろうじて1曲だけやや歌モノな ' Never Mind Yesterday ' がありますが
やや微妙です。

この後、もう一枚アルバム出していますが未聴です。
もしギターバンドに戻ってたら、ご一報ください!


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