2004/12/30
MOI CAPRICE 特集

ARTBOY MEETS ARTGIRL
( 2002 / GLORIOUS / CDS )

さて掲示板で予告いたしました通り
今年のベストシングル大賞です。
(とはいっても2002年発売なんですが。)

彼らの3rdシングルです。
デンマークのバンドでいわゆる北欧サウンドなんですが
インディーを意識させない出来上がった感がありまして
そういう作りが僕の評価を高くしているということもあります。
(あえて誰とは書きませんが最近のバンドを結構チェックしてそうです。)

やっぱこのタイトル曲です!
ラッパに続いて
ドドドドン
ララララ
ヤヤヤ
このフレーズだけでもかなりのもんですが
この楽曲の素晴らしさは何なんだ!

まずサビまでが焦らす焦らす。
えらいテクニシャンですわ。(笑)
そしてサビに行くまでのブリッジからサビ・・・。
おいおいおいおい!
どんだけのメロディをぶち込んでくれるんだよっ!
確実に潮吹けます!もといっ泣けます!

Then the world just stops and then everyone starts dancing
いやーまいった。
(このバンド全体的に詩も素敵です。)

B面2曲も未発表です。
片方はインストで、もう1曲のメロもグッドですよ。

DAISIES
( 2002 / GLORIOUS / CDS )

こちらは1stシングル。
(タイトル曲はEDITとFULLの2通り収録。)
何かタヒチ80とかも思い起こさせます。
(音の感触は違いますけどね。)

他に2曲未発表。
特に ' beatrice '
ストレートな疾走曲でキラキラギターの間奏でノックアウト間違いなし。
国内盤が万一発売された暁には
ボートラになることを祈る!

ジャケのイラストでメンバー全員が白目なのが怖い。(笑)


SUMMERFOOL
( 2002 / GLORIOUS / CDS )

このジャケの統一感だけで欲しくなる人は確実にいると思う。(笑)
2ndシングル。
(ちなみに上記のタイトル曲は全てアルバムにも収録されています。)

歌の始まり部分にモリッシーを感じながら
(多分結構好きなんじゃないかなと思う。)
バーズみたいなフレーズを通過して
サビっていう地味ながら良い曲。

2曲目の ' riding in cars with girls ' はアルバムとは別Ver。
イントロが凝ってます。
(何故かこの詩、笑ってしまう。)

続いてライブ音源で
フランキー・ゴーズ・トゥー・ハリウッドの ' 明日なき暴走 ' のカバー!
ええい!ツッコミは不要です。
イエローマンが大嫌いなスプリングスティーンですとも。
何とも北欧なカバーです。

そしてラストがタイトル曲の別Ver。
(タイトルも違います。)
よりモリッシー節炸裂。

そして3枚ともにタイトル曲のビデオクリップが入ってまして
かなりユニークな作りです。
好きだーーーー。


ONCE UPON A TIME IN THE NORTH
( 2003 / GLORIOUS / CD )

こちらは翌年発表の1stフルアルバム。

1曲目
♪ ゼアズ ノー ポーーーーーーーー
だけで失神しそうです。
とにかくできる限り大きい音で聴くことをお勧めします。

アルバム後半があんまりって意見もわからないでもないですが
メインストリームへの配慮というか
僕は全然大好きですけど。

とにかく3rdシングルの1曲の為だけに買っていただいても結構ですので
とにかくお試しアレ。

来年にはセカンドアルバムが出るみたいです。

それでは皆様良いお年を!


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