FUNTIMES / THE HEARTBREAKS
( 2012 / NUSIC SOUNDS / CD )
シングルがアナログとCDRでしか出ていなかったので
全くノーマークでしたが
これは個人的にはあのUpper Room以来のえげつない新人だと思う。
捨て曲がほとんどないところは、軽く超えてきているなとも思うのだがどうでしょう？
元リバティーンズのカールやモリッシーのツアー・サポートをしたり
あのエドウィン・コリンズが１曲プロデュースなんていう
「ゴージャス」な肩書きも納得。
しかも、ボーカルの声質がエドウィン似。
00’ｓ以降にも色目を使いつつ←ココ重要
80’ｓのネオアコ・マスターピースバンドもビビる展開。
判りやすいけど、唸らせる遊びもアリで言うことないわ。
恥ずかしながら
実は一番最初に聴いたのはYoutubeで ' Delay , Delay ' だったのですが
ボーカルのちょっと気持ち悪い感じも
好き要素を深めています。
アルバム初めて聴いたとき
1曲目（1stシングル） ' Liar , My Dear ' からガッツリきましたが
（ていうか、コレかなりたまらん！）
ずーと凄いんです。
6曲目（3rdシングル）はちょっとパルプみたい。
かっこええな〜。
もはや1日1回聴かないと気が済まない個人的ベストトラック
10曲目（輸入盤だとラスト曲）の2ndシングル ' I Didn't Think It Would Hurt To Think Of You 'に至っては
ペイル・ファウンテンズがほんのり頭を過ります。
だめだ、何回聴いても泣ける。
スミスの名前を引き合いに出されるのには抵抗があるけど許す！（笑）
ま、とにかくYoutube見てみ。
なお、国内盤は5曲のボートラ付。
シングルのB面が全部網羅されてるのかは調べていないですがお得ですよ。
ま、これはオリジナルも買うけどね。
2012年の必殺盤認定。